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睡眠時姿勢特性と睡眠感に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14570060
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

久保田 富夫  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (70315711)

研究分担者 大嶋 伸雄  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教授 (30315709)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード睡眠時姿勢 / 睡眠時パターン / ビデオ録画 / アンケート / 体圧分散メカニズム / 睡眠感 / 徐圧 / 睡眠習慣 / アンケート調査 / 睡眠脳波
研究概要

健常成人男性19名、女性10名(19〜31歳,平均20.9歳)を対象として、連続した2晩の午前0時から7時までの7時間,ビデオ撮影により睡眠姿勢を録画した。録画終了後,睡眠時姿勢は28パターン(頭部,胸部,腰部)に分類した。アンケートは睡眠時姿勢の習慣や好みについてと起床時の睡眠感(PSQI, SMH)について行った。こられについて、1夜目と2夜目の夜間睡眠姿勢特性に変化や関連があるか検討した。その結果、男性19例における睡眠時姿勢変化パターンの数と平均回数は1夜目7.79±0.54パターン、2夜目7.05±0.42パターンであった。相関係数は0.63(p=0.004)であった。睡眠時姿勢変化の平均回数は1夜目が32.42±3.22回、2夜目が33.58±2.67回であった。相関係数は0.69(p=0.001)であった。女性10例における睡眠時姿勢変化パターンの数と回数は1夜目6.30±0.65パターン、2夜目6.70±0.68パターンであった。相関係数は0.89(p<0.001)であった。睡眠時姿勢変化の平均回数は1夜目が23.60±4.76回、2夜目が24.0±3.73回であった。相関係数は0.91(p<0.001)であった。
これらのことから、今回実験に参加した健常成人被験者において、睡眠姿勢変化回数の出現数や個人の睡眠姿勢パターンの数に個人差が認められるが、同一個人では、記録夜ごとの変動はあまりないことがわかった。
さらに、寝返り回数が極端に少ない健常成人女性1名について、体圧分散メカニズムを明らかにすることで、褥瘡予防に役立つのではないかと考えその徐圧方法の検討をおこなった。その結果、頭部や膝の曲げ伸ばしにより、徐圧していることがわかった。これらの方法を応用することで現在より睡眠感を悪くせずに他動的に体位変換が可能となる可能性が示唆された。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Tomio KUBOTA, Nobuo OHSHIMA, Naoko KUNISAWA, youko MURAYAMA, Shukan OKANO, Junko MORI-OKAMOTO: "Characteristic features of the nocturnal sleeping posture of healthy men"Sleep and Biological Rhythms. 1. 183-185 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 久保田 富夫, 國澤 尚子, 庭野 翔子, 大嶋 伸雄: "健常成人女性における夜間睡眠時姿勢による体圧分散メカニズムの研究"埼玉作業療法研究. 4. (2004)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Tomio KUBOTA, Nobuo OHSHIMA, Naoko KUNISAWA, Ryouko MURAYAMA, Shukan OKANO, Junko, MOEI-OKAMOT: "Characteristic features of the nocturnal sleeping posture of healthy men"Sleep and Biological Rhythms. 1. 183-185 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Tomio Kubota, Naoko Kunisawa, Syouko Niwano, Nobuo Ohshima: "Study of body pressure dispersion mechanism of the nocturnal sleeping posture of healthy women"Bulletinof Saitama Occupational Therapy. 4. (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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