研究課題/領域番号 |
14570216
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
寄生虫学(含医用動物学)
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研究機関 | 高知大学(医学部) |
研究代表者 |
是永 正敬 高知大学, 医学部, 助教授 (00128274)
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研究分担者 |
橋口 義久 高知大学, 医学部, 教授 (10037385)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 旋毛虫 / IL-3 / IL-4 / IL-10 / IL-2 / CD11b+細胞 / 感染防御 / Mac1陽性細胞 / Th2 / マスト細胞 / 小腸粘膜 |
研究概要 |
私たちは、rIL-3投与マウスに旋毛虫を感染させると、Th2応答や防御反応が促進することを報告してきたが、どのような機序でTh2応答を促進するのかは不明であった。本研究ではIL-3を投与したC3H/He雄性マウスから脾細胞を単離し、同系マウスに移入し、感染防御反応とTh2応答を促進する細胞群を解析した。感染前にrIL-3を腹腔注射し、旋毛虫筋肉幼虫を経口感染した。対照群と同様に、IL-3投与群においても抗CD4処理群では成虫の排除が遅れた。しかし、IL-3投与によって直接CD4細胞が影響をうけたのか、あるいは別の細胞群の関与があったのか明らかではない。そこで、IL-3投与マウスから脾細胞を正常マウスに移入し、感染防御が誘導できるかどうか調べた。その結果、移入した脾細胞量依存的に感染防御反応が発現した。次に脾細胞を分画すると、プラスチック付着性の細胞群が感染防御能を移入できた。さらにMACSによりCD11b+、CD11b-CD45R+、CD11b-CD45R-細胞群を分離し、正常マウスに移入し防御反応への影響を調べた。感染後の成虫数を調べると、CD11b+細胞移入マウスでは有意に少なかった。感染マウスの脾細胞を抗CD3刺激下で培養し、その上清中のIL-4を測定すると、CD11b+細胞移入群で有意に高値をしめした。一方、IL-2産生についてはすべてのグループ間で有意の差はなかったが、IL-10の産生をみるとCD11b+細胞移入群では対照群にくらべ抑制されていた。 以上の結果からIL-3はCD11b+細胞に作用し、Th2サイトカインの差次的発現を介して防御反応を調節しているのではないかと推測された。
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