研究課題/領域番号 |
14570340
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
馬場園 明 九州大学, 健康科学センター, 助教授 (90228685)
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研究分担者 |
三野 善央 大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (80181965)
津田 敏秀 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (20231433)
永野 純 九州大学, 健康科学センター, 助教授 (10325483)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2002年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 職場ストレス / 疾病発生 / 精神的健康度 / GHQ / 多重ロジスチック回帰分析 / ストレス関連疾患 / 自覚的ストレス |
研究概要 |
我々はH県に所在する製造業の企業の健康管理を行っており、職場の自覚的ストレスに関する調査を1995年から2年おきに行っている。1997年2月の調査では、全従業員1,363名に対し、回答者数は1,246名(84.6%)であった。そのうち2年後の調査で追跡できた者は1,036名(83.1%)であった。職場の自覚的ストレスに関する調査票は上畑のものに準じ、各項目について、"いつも"、"ときどき"、"感じない"からひとつを選択するものであった。疾病の発生についてはストレス関連疾患について1年間の受診の状況を聞いた。この職場のストレス関連疾患としては、この調査で罹患率が高かった胃・十二指腸潰瘍、腰痛症、頸肩腕症候群、不眠症を選択した。1999年2月の調査で得られた各疾病に関する受診の有無を目的変数、1997年2月の調査で得られた自覚的ストレス度、性、年齢、飲酒、喫煙、職種を説明変数とする多重logistic回帰分析を行った。胃・十二指腸潰瘍については、女性の男性に対するオッズ比(95%CI)は0.28(0.10-0.81)、年齢のオッズ比(95%CI)は1歳につき1.05(1.02-1.09)、工場勤務の研究開発・事務他に対するオッズ比(95%CI)は2.38(1.21-4.69)、「仕事が暇すぎる」のオッズ比は2.00(1.02-3.94)であった。腰痛と関連した要因については、工場勤務の研究開発・事務他に対するオッズ比(95%CI)は3.94(1.69-9.15)、「仕事が暇すぎる」のオッズ比は2.29(1.12-4.68)であった。頸肩腕症候群については、工場勤務の研究開発・事務他に対するオッズ比(95%CI)は2.18(1.08-4.39)、「時間に追われている感じがする」のオッズ比(95%CI)は2.47(0.94-6.50)であった。不眠症については、「仕事の拘束時間が長すぎる」のオッズ比(95%CI)は2.56(1.00-6.51)であった。
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