研究課題/領域番号 |
14570377
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | (財)放射線影響研究所 |
研究代表者 |
陶山 昭彦 財団法人放射線影響研究所, 疫学部, 部長(研究員) (10144651)
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研究分担者 |
早田 みどり 財団法人放射線影響研究所, 疫学部, 副部長(研究員) (00359457)
赤星 正純 財団法人放射線影響研究所, 臨床研究部, 部長(研究員) (30359450)
近藤 久義 長崎大学, 医学部, 助手 (00170431)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2002年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 糖代謝 / 脂質代謝 / がん罹患 / 放射線被爆 / 血清脂質 / 耐糖能異常 / がん / コホート研究 / 原爆被爆者集団 |
研究概要 |
脂質および糖代謝とがんの関係はいまだ解明されていない。長崎における原爆被爆者516人について75g糖負荷値と血清脂質値(1983年、1985年)とがん罹患の関係について調査を実施した。 ベースライン時のがんおよび5年以内の進行がん、死亡を除いた451人(男性214人、女性237人)について2000年までのがん罹患を調べ、糖、脂質代謝値とがんの関係についてCox比例ハザードモデルで解析した。 がん罹患に対する性・年齢調整相対危険度はそれぞれ、総コレステロール値(10mg/dl)について0.903(95%CI:0.842-0.968)、被爆線量(1Sv)について1.740(95%CI,1.238-2.446)、喫煙に対して1.653(95%CI,0.922-2.965)、また、75g糖負荷後1時間値について1.024(95%CI,0.996-1.053)の通りであった。 性、年齢、喫煙、肥満度、1時間後血糖、トリグリセリド、総コレステロール、HDLコレステロールおよび被爆線量を用いた重回帰分析では、総コレステロールで相対危険度0.876(95%CI:0.791-0.957)で負の関係、被爆線量では1.809(95%CI:1.252-2.613)と正の関係がみとめられた。 がんの進展において、それぞれ独立してコレステロールは負の関係、被爆線量は正の関係が示唆された。
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