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SAGE法によるヘリコバクターヘルマニー感染応答遺伝子の解析

研究課題

研究課題/領域番号 14570479
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関長崎大学

研究代表者

村瀬 邦彦  長崎大, 助教授 (30274640)

研究分担者 磯本 一  長崎大学, 医学部附属病院, 助手 (90322304)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードHelicobacter heilmanni / Helicobacter pylori / VacA / CagA / SAGE
研究概要

Helicobacter heilmannii、Helicobacter pyloriなどのHelicobacter属が胃粘膜に感染し宿主免疫応答を引き起こす際、空砲化毒素(VacA)が重要な病原因子である。そこで、VacAに着目し、その分離・精製を試みた。まず、精製・分離には大量の菌体を必要とするため、上記標準株を液体培養する系を構築した。同培養上清から、ゲルろ過やHPLC法などさまざまな分離法を試み、VacA活性を有する分画を探索した。VacA活性をneutral red及びflow cytometry法にて確認した結果、同分画にVacA活性を有する成分を分離でき、さらに精製することに成功した。但し、渉猟し得るVacA蛋白量は微量であり、さらなる調整が必要である。さらにVacAに対する宿主免疫応答を解析する目的で、C57BL mouseにVacAを投与し病原性を確認したが、病変は軽微であり、さらに大量のVacAを要するものと考えている。VacA以外に、cytotoxin-associated gene A(CagA)と呼ばれる病原因子もまた、細胞増殖や運動能などを引き起こし、発ガンとの関連で注目されている。しかし、Helicobacter heilmanniiがCagAを有しているかは明らかでないため、cagA(或いはcag pathgenicity island genes)の遺伝子の存在を確認してる。VacAのより精巧な分離・精製を開発していき、同菌の宿主免疫応答をSAGE法で網羅的に解析していきたい。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書

URL: 

公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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