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特異的ヒトプロレニン変換酵素遺伝子の単離・同定

研究課題

研究課題/領域番号 14571020
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 腎臓内科学
研究機関福井大学(医学部)

研究代表者

此下 忠志  福井大学, 医学部, 助教授 (40270954)

研究分担者 宮森 勇  福井大学, 医学部, 教授 (40142278)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードレニン / プロレニン / 変換酵素
研究概要

近年、心臓血管系組織においては組織レニン-アンジオテンシン系が循環系とは独立したものとして、主要な役割を担っていることが明らかとなりつつある。しかし組織局所のアンジオテンシンI産生のメカニズムは明らかでない。特に腎外組織から産生されるプロレニンが腎におけるのと同様、レニンに活性化されるか否かは不明である。これまでプロレニン活性化酵素としては、マウス顎下腺の顎下腺型レニン(REN-2)対してglandular kallikrein(PRECE)が同定されている。またヒトではCathepsin B,PC1/3,PC5/6などが候補として挙げられているが、プロレニンに対する活性が十分強くないことや、発現部位の問題などの点からヒト腎臓の真正プロレニン活性化酵素であるとは考えにくい。本研究は、近年新たに形成されたプロホルモン活性化酵素遺伝子ファミリーに的を絞り、subtractive cloning法にdegenerate primerを用いたPCR法を併用することにより、腎臓に特異的な酵素を新たに単離しようという試みであった。Subtractionにより得られたcloneはいずれも既知のものであった。現時点での結論としては、この方法で得られると想定した酵素は存在しない可能性が高いと考えられる。本計画は終了するが、いずれ大幅に条件をゆるめたESTクローニングなどを計画している。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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