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ビタミンD受容体機能異常における脱毛に関与する因子について

研究課題

研究課題/領域番号 14571066
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 内分泌学
研究機関九州大学

研究代表者

西村 純二 (2003)  九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (20112336)

坂井 義之 (2002)  九州大学, 生体防御医学研究所, 助手 (10325475)

研究分担者 生山 祥一郎  九州大学, 生体防御医学研究所, 助教授 (20184393)
西村 純二  九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (20112336)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2003年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードビタミンD受容体 / 核内受容体 / リガンド / 脱毛 / 発毛誘導 / 毛周期 / 組織再生 / 細胞間相互作用
研究概要

ヒトビタミンD依存性くる病の動物モデルであるビタミンD受容体ノックアウトマウス(VDR KO)は低カルシウム血症、低リン血症、副甲状腺機能亢進症、くる病、骨軟化症と脱毛(毛再生障害)を示すが、血漿電解質の値を補正することにより、脱毛以外の異常はほぼ正常化する。このことは、毛髪の維持には、VDRの存在が不可欠であることを示している。
我々は、これまで、VDR KOにおいては、初回の発毛は正常であるが、毛周期に特異的な異常が存在し毛髪を維持できない、という際だった特徴を認め、脱毛のi山VIVOでの責任細胞が表皮細胞であることを示し,さらにこの脱毛は、既知のリガンドであるビタミンD非依存性の受容体機能異常の結果であることを明らかにしてきたが、表皮細胞におけるVDRのターゲットジーンは不明のままである.
脱毛の原因となるVDRのターゲット遺伝子の同定は、毛周期維持の機序の解明に繋がり臨床的に癌化学療法に伴う脱毛や、一般的な脱毛の予防あるいは治療の糸口となり得る。また我々の研究は、核内受容体の一つであるVitamin D受容体の新しい作用機序、リガンド非依存性の生理作用の解明に繋がる可能性がある。
今回、毛周期の維持に不可欠な、VDRのターゲットジーンを同定すると共に、VDRのビタミンD非依存性の生理的役割を明らかにすることを目的とし、VDR KOを用い、以下のin vivoでの検討を行った。
生後20日のVDR KOおよび正常マウスに対し、機械的脱毛刺激により発毛誘導を行った。24時間後に各皮膚組織を採取し、RNAを抽出した。cDNAマイクロアレイ(1回)および、オリゴマイクロアレイ(2回)を用いることにより、両者で発現量の違う複数の因子を同定した。
今後、発現量の違う因子のin situ hybridization等、さらに詳細に検討していく予定である。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Shiratsuchi M, Muta K, Abe Y, (6名), and Nishimura J: "Clinical significance of telomerase activity in multiple myeloma."Cancer. 94. 2232-2238 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Shiratsuchi m, Muta K, Abe Y, Motomura S, Taguchi F, Takatsuki H, Uike N, Umemura T, Nawata H, Nishimura J: "Clinical significance of telomerase activity in multiple myeloma."Cancer. 94. 2232-2238 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Shiratsuchi M, Muta K, Abe Y, (6名), Nishimura J: "Clinical significance of telomerase activity in multiple myeloma."Cancer. 94. 2232-2238 (2002)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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