研究課題/領域番号 |
14571264
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
南 正人 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (10240847)
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研究分担者 |
太田 三徳 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (30203805)
平林 弘久 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (60335362)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2003年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2002年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 脳死片肺移植 / 対側片側生体肺葉移植 / 片側生体肺葉移植 |
研究概要 |
生体肺葉ドナーが1名確保できた場合の両側片肺移植の代替手段としての新しい肺移植法として脳死片肺移植と対側片側生体肺葉移植の同時施行が可能かどうかを実験的に検討することを目的とした。脳死下の心肺摘出に準じてビーグル犬左片肺ブロックを作成して4℃浸漬保存(虚血時間:6時間)。生体肺の肺摘出に準じて、別のビーグル犬から右上中葉ブロックを作成し4℃浸漬保存(虚血時間:1時間)。レシピエントビーグル犬の(胸骨横断両側開胸)左肺全摘後に左片肺ブロックにて左片肺移植。左肺の換気、再灌流は行わず局所冷却して、補助循環下に右上中葉ブロックを気管支は主気管支に、肺動脈は下葉・縦隔葉への血流を温存して端側吻合、肺静脈は上肺静脈へ吻合。これらの吻合終了後に右肺下葉・縦隔葉を切除。以上にて、レシピエント犬について、左肺は脳死ドナーからの片肺(虚血時間:約8時間)、右肺は生体ドナーからの部分肺葉(虚血時間:約2時間)として完成。引き続き、補助循環を徐々に離脱して、呼吸・血行動態を観察するモデルを作成。
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