研究課題/領域番号 |
14571283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
大貫 恭正 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (20194235)
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研究分担者 |
桑田 裕美 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90277137)
池田 豊秀 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90202895)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 教育システム / データベース / CT / DICOM形式 / 肺動静脈 / 気管支 / 3D画像 / VATS / 3D画面 / 訓練ソフト / パソコン / CT画像 |
研究概要 |
医局内で教育システム及びデータベース構築をするにあたり、一例一例の症例での作業をルーチン化することができた。 (1)CT撮影条件のルーチン化:すなわち、肺門部から2mm幅、60枚、12cm、ほぼ全症例で腫瘍と肺門部の連続的なイメージで、かつ血管構造全体をを含めることができることがわかった。VATSプロトコールという指示で放射線技師が医師の指示なしで撮影記録し、満足できる条件のCT画像が得られるようになった。 (2)60枚のDICOM3 形式の画像を、bmp形式の画像ファイルにするステップは、パソコンワークに慣れていない医師には難しかった為、その部分はパソコンに慣れた事務が対応することで解決した。結果、医師は興味のある肺動静脈・気管支のマーキングのステップのみを担当することができた。今後はこの部分も自動化するプログラムをdelphiで作成する予定である。これにより、研修医が興味を持ってこの教育システムで肺の解剖を学ぶことが出来るようになりつつある。 (3)60枚のCT画像にすべて、マーキングをせず、60枚のCT画像を観察し、そのうちの20枚をマーキングすることでほぼ3D画像の構成が可能であることがわかった。 現在は研究担当者が指導しながら作業を行っているが、今後は、さらに、研修医に親しみやすいシステムになるよう、現在の研修医の医師たちの意見を盛り込んだ使用説明書を作成している。 雑誌"胸部外科目"、"The Lung"に投稿し採用された。また、呼吸器外科学会、胸部外科学会等で上記を発表した。
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