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周術期心筋虚血、動脈血酸素飽和度低下にみる糖尿病性自律神経機能障害の影響への考察

研究課題

研究課題/領域番号 14571470
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関日本医科大学

研究代表者

本郷 卓  日本医科大学, 医学部, 助手 (10267205)

研究分担者 北村 晶  日本医科大学, 医学部, 講師 (30291719)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード周術期 / 糖尿病 / 自律神経機能障害 / 心筋虚血 / 動脈血酸素飽和度
研究概要

糖尿病患者には高率に神経障害が発生することは広く知られており、近年、これによる無痛性の心筋虚血が問題となっている。
50〜65歳の予定手術患者で、基礎疾患のない6人(コントロール群)および糖尿病の患者10人(DM群)を対象とした。手術室入室後、自律神経機能検査を行い、DM群のうちこれらの自律神経機能検査において異常を示したものを、糖尿病性自律神経障害あり(DM-AD(+)群)とした。手術終了後コントロール群の患者とDM-AD(+)群の患者に、ホルター心電図と経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)モニターを48時間装着し、心拍変動スペクトル解析を行った。
(結果)SpO2モニターにて低酸素血症例と認められた症例は存在しなかった。また術後のホルター心電図でSTの低下により心筋虚血陽性例と認められた症例も今回の症例の中にはなかった。しかしT波の一時的な陰転化を認めた症例がDM-AD(+)群(n=4)で1例あった。症例数が少なく、個人差が大きいため有意差はでないが、HF成分はコントロール群で、1日目54.3±46.0ms^2対2日目70.8±63.6と、術後2日目のほうが大きい傾向がみられたが、DM-AD(+)群では、あまり変化しなかった。またLF/HF比はコントロール群で、1日目3.26±1.78対2日目2.34±1.02と、術後2日目のほうが小さくなる傾向がみられたが、DM-Ab(+)群では、あまり変化しなかった。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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