• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

腎修復における骨髄細胞移植の有用性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 14571509
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

木暮 道彦  福島県立医科大学, 医学部, 講師 (90264548)

研究分担者 斎藤 拓朗  福島県立医科大学, 医学部, 助手 (20305361)
寺島 雅典  福島県立医科大学, 医学部, 助教授 (40197794)
後藤 満一  福島県立医科大学, 医学部, 教授 (50162160)
星野 豊  福島県立医科大学, 医学部, 助手 (30295414)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードグリーンマウス / 骨髄細胞移植 / 腎障害と再生 / 腎傷害と再生
研究概要

下記の虚血性腎尿細管障害モデルを作成し腎修復における骨髄細胞の供給と分化誘導能を経時的に検討した。B6マウスをレシピエントとし、12Gyの放射線照射後にグリーンマウスから分離した骨髄細胞を移植した。移植14日後に左腎摘出群、腎虚血再還流(腎動静脈を1時間クランプ後開放)群、無処置群(コントロール群)を各々6匹作成した。第1、3、7日後に2匹づつ開腹、腎臓を摘出し蛍光実体顕微鏡で観察した。腎摘群では腎摘7日後に右腎間質および糸球体内外の一部静脈内皮細胞にGFP陽性と思われる細胞浸潤が少量認められたが、明らかな腎組織修復の関与は認められなかった。虚血再還流群では虚血側、健側腎ともに虚血後7日目までには、プレリミナリーな実験で得られたほどの尿細管周囲への細胞浸潤は認められず明らかなGFP陽性細胞は観察されなかった。コントロール群においてもGFP陽性細胞は7日目までには観察されなかった。すなわち腎摘または1時間虚血モデルにおいて、術後7日目では明らかな腎組織への尿細管上皮あるいはpodocytesに分化する骨髄細胞の供給は認められなかった。しかし腎摘群において認められた糸球体内外の静脈内皮細胞がGFP陽性であったことから、今後これら細胞が腎組織修復へ関与していく可能性が示唆された。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Matsuyama S, Gunji T, Ise K, Satoh Y, Saitoh T, Gotoh M: "Permanent acceptance of mitomicineC-treated islet allograft."Transplantation. 76(1). 65-71 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Matsuyama S, Gunji T, IseK, Satoh Y, Sitoh T, Gotoh M: "Permanent acceptance of mitomicineC-treated islet allograft."Transplantation. 76(1). 65-71 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Matsuyama S, Gunji T, Ise K, Satoh Y, Saitoh T, Gotoh M: "Permanent acceptance of mitomicineC-treated islet allograft"Transplantation. 76(1). 65-71 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

URL: 

公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi