研究課題/領域番号 |
14571631
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
廣田 栄子 国際医療福祉大学, 保健学部, 教授 (30275789)
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研究分担者 |
樺澤 一之 (樺沢 一之) 国際医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (70095785)
久保田 正人 千葉大学, 国際教育開発センター, 教授 (20125925)
武智 司尾子 国際医療福祉大学, 保健学部, 助手 (70316628)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 言語障害児 / 聴覚障害児 / 言語発達評価 / 多感覚モダリティ / パソコンプログラムシステム / 構文発達 / 文容認検査 / 統語論 / 多感覚モダリテイ / 聴覚言語障害児 / 言語機能評価法 / 統語発達 / パソコンプログラム / 多感覚モダリティー / 統語論的発達 |
研究概要 |
本研究では、幼児期中・後期の基礎的構文構造の獲得に関して、体系的な統語論的評価法を開発した。すなわち言語の統語的側面について、選択制限、語順、助詞、主題関係について9カテゴリ(難易度2レベル)からなる言語障害段階の分析評価法を作成した。同方法をパソコンプログラム化することによって、多感覚の経路(音声・読話・手話・文字の単独または併用)を選択して評価し、さらに相互比較を容易にした。評価後に瞬時に、結果の解析とプロフィル表示ができ、臨床場面で聴覚医学、言語病理学的な資料の収集を可能にした。また、文章容認性判断、タッチパネル応答方式によって、小児の興味を持続させて実施が可能であり、近年の新生児聴覚検査による早期診断、各種先進医療(人工内耳,デジタル補聴器)等がもたらす成果を定量的に評価する臨床評価システムといえる。 本年度の研究概要を以下に示す。 1.パソコンプログラムの実用性を改善した。画面展開、操作を修正し、結果について全体正答率、構文分類項目正答率、通過率、プロフィルを図示させた。結果表示画面の印刷を可能にした。 2.実施時間を短縮した。聴覚障害幼児(5歳児)学童(小学1年、2年生)の評価結果の解析から、使用上不適当な検査項目を削除して88構文(9分類)とし、難易度によってレベルを二分類(A、B)した。 3.聴覚障害児への適用を検討した。評価結果について、項目通過段階、誤答傾向を解析することにより、構文構造の発達的傾向と学習の特徴について明らかにできることが判明した。また、本検査が聴覚言語障害児の幼児期後期から小学校低学年の学習過程に有効であることが明らかになった。 4.言語発達に遅れのない正常幼児の基準資料を収集した。5歳児について、レベルA;95%、レベルB:89%と大方の幼児で回答可能な難易度の検査であることが明らかになった。 5.本検査法実施ガイドラインを作成し、本パソコンプログラムシステムの実用化段階に至った。
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