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眼表面構成細胞におけるstem cell factorの発現とその制御

研究課題

研究課題/領域番号 14571664
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 眼科学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

中神 哲司  浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (10293622)

研究分担者 浅井 竜彦  浜松医科大学, 医学部附属病院, 助手 (00332693)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2003年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードstem cell factor(SCF) / 眼表面 / インターロイキン-4 / ステロイド / 抗アレルギー薬 / stem cell factor (SCF) / 角膜上皮細胞 / 結膜線維芽細胞 / IL-4 / setm cell factor (SCF) / 結膜上皮細胞 / ケラチノサイト
研究概要

培養眼表面構成細胞(正常ヒト結膜上皮細胞、テノン嚢線維芽細胞、角膜上皮細胞、角膜実質細胞、SV40不死化角膜上皮株細胞、結膜上皮株細胞)におけるstem cell factor (SCF)の発現を検討した。すべての細胞の培養上清および細胞溶解液中にSCFタンパクがELISA法により検出可能であった。単位細胞あたりのSCF発現はテノンの線維芽細胞、角膜実質細胞に多く角膜および結膜上皮細胞に少なかった。培養上清中のSCFに対する細胞溶解液中のSCF濃度は上皮細胞に多く線維芽細胞、角膜実質細胞に少なかった。正常結膜上皮細胞、結膜上皮株細胞、角膜上皮株細胞から可溶型、膜結合型両者のSCFmRNAが検出された。テノン嚢線維芽細胞からは可溶型SCFmRNAは検出されたが、膜結合型の発現は、はっきりしなかった。
これらの細胞における各種サイトカインのSCF産生に及ぼす影響を検討した結果、インターロイキン-4はテノン嚢線維芽細胞の培養上清中および角膜上皮株細胞の細胞溶解液中のSCF発現を促進することが判明した。
各種培養細胞の培養液にステロイドおよび各種抗アレルギー薬を添加し、SCFの発現を検討した結果、デキサメタゾンは角膜上皮株細胞の細胞溶解液中およびテノン嚢線維芽細胞の培養上清中のSCF発現を有意に抑制することが判明した。また、フマル酸ケトチフェンなどある種の抗アレルギー薬はテノン嚢線維芽細胞の培養液中へのSCF発現を抑制する可能性があることが判明した。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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