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網膜色素変性症における網膜色素上皮の役割

研究課題

研究課題/領域番号 14571671
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 眼科学
研究機関大阪大学

研究代表者

森村 浩之  阪大, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (70314325)

研究分担者 五味 文  大阪大学, 医学系研究科, 助手 (80335364)
山本 修士  大阪大学, 医学系研究科, 講師 (80294065)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2002年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード網膜色素上皮 / ビタミンA / 網膜色素変性 / 原因遺伝子 / 視サイクル / 遺伝性眼疾患 / G蛋白共役受容体 / 分子遺伝
研究概要

これまでに当科網膜色素変性症症例からRDH5の変異が原因である網膜色素変性症類縁疾患眼底白点症を同定したが、当年度は引き続きスクリーニングを行い、すでにStargardt病の原因遺伝子と同定されているABCA4について遺伝子変異検索を行い、3種のIVS7-45_952delinsTCTGACC, IVS12+2T-->G,189 4delA新規変異を発見した。また網膜色素変性症患者についても遺伝変異検索を行ったところ3家系において病因と考えられる変異を発見した。これらの患者の経過を観察したところ、成人して高年齢となって網膜色素変性症と診断されている症例の若年時の眼底所見は黄斑部に限局しておりStargardt病と診断される症例であった。このことより、一部のStargardt病は後年網膜色素変性症に移行すると考えられる。
網膜色素上皮に発現している遺伝子の同定については、網膜色素上皮の培養を行い、網膜色素上皮に発現が確認されているRPE65,RGRの遺伝子の発現解析を行った。両遺伝子ともに培養網膜色素上皮においてもその発現が確認された。その培養網膜色素上皮で、現在yeast-two hybrid screening法を用いてRGRに結合する蛋白およびその遺伝子の単離を試みている。
またビタミンAを付加した培養液での検討については、DNAチップを用いてビタミンA付加による遺伝子発現の変化を検討中である。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Fukui T, Yamamoto S, Morimura H, et al.: "ABCA4 gene mutations in Japanese patients with Stargardt disease and retinitis pigmentosa"Investigative of Ophthalmology and Visual Science. 43(9). 2819-2824 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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