研究課題/領域番号 |
14571790
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学(含放射線系歯学)
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大山 順子 九州大学, 大学院・歯学研究院, 助手 (70294957)
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研究分担者 |
中村 誠司 九州大学, 大学院・歯学研究院, 教授 (60189040)
吉田 裕樹 佐賀大学, 医学部, 教授 (40260715)
白砂 兼光 九州大学, 大学院・歯学研究院, 教授 (30093420)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | シェーグレン症候群 / モデルマウス / 自己抗原 / 自己免疫疾患 / サイトメガロウイルス |
研究概要 |
SLE自然発症マウスNZM2328にサイトメガロウイルスを感染させることによって、ウイルスの感染が収束した後にシェーグレン症候群に極めて類似した組織像および自己抗体の産生を認めるモデルマウスを作製した。 このモデルマウスを用い、外分泌腺内の蛋白でこのマウスの血清と反応する自己抗原の同定を行った。顎下腺、舌下腺、耳下腺および涙腺中の67kDaの蛋白がこれらのモデルマウスの血清に高頻度で反応しており、これを切り出して質量分析を行い、アミノ酸配列を同定したところ、DNAK type molecular chaperoneやcytokeratinがその候補としてあげられた。 リコンビナント蛋白を作製してヒト血清と反応させたところ、SS患者の中にこの蛋白と反応する血清を持った患者がおり、この自己抗原はシェーグレン症候群の病態に関与している可能性が示唆された。
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