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グラスアイオノマーセメント系材料の色調変化に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14571820
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 保存治療系歯学
研究機関岩手医科大学

研究代表者

川嶋 敏宏  岩手医科大学, 歯学部, 助手 (80204717)

研究分担者 久保田 稔  岩手医科大学, 歯学部, 教授 (10005100)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードグラスアイオノマーセメント / 色 / 色差 / 吸水 / レオメーター / 電気抵抗 / 歯科用材料 / 重量変化 / 歯科用セメント / 色調 / 圧縮強さ
研究概要

グラスアイオノマーセメントの色調は経時的に変化する。しかし、色調変化の機序について報告している研究は少ない。この実験の目的は、色調変化と関連する、グラスアイオノマーセメントの物理化学的変化を調査する事であった。実験の期間を3群に分けた(練和開始から1時間、練和開始から1か月、練和開始から1年)。練和開始から1時間の色調変化と、レオメーターにより測定した振幅の値には、関連性が認められなかった。色調変化から色差を求め、その色差から色差の変化量を求めた。色差の変化量とレオメーターにより得られた振幅の値との間に関連性がある可能性が示唆された。練和開始から1か月の色調変化と、セメントの吸水量の変化の間には、高い相関関係が認められた。練和開始から1年の色調変化はほとんど無く、セメントの吸水量の変化もほとんど無かった。しかし、グラスアイオノマーセメントが安定した色調となるためには、約6か月以上経過する必要があると考えられた。
比較のため使用した、光硬化型グラスアイオノマーセメントは、1か月の間にわずかな色調変化を示すが、1年間の色調変化はほとんど無かった。しかし、実験で使用した他の材料に比べて、吸水量が大きく、1年で重量比として約5%の吸水量を示した。光硬化型グラスアイオノマーセメントの場合、色調変化と吸水量の間には関連性が認められなかった。コントロールとして使用したコンポジットレジンにおいて、色調変化と吸水量の変化は、グラスアイオノマーセメントに比較して、小さかった。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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