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医療事故の危険予測能力を育成するコンピュータ支援教育システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14572235
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関岩手県立大学

研究代表者

石井 トク  岩手県立大学, 看護学部, 教授 (10151325)

研究分担者 野口 恭子  看護学部, 講師 (00263674)
片町 健太郎  ソフトウェア情報学部, 助手 (40305305)
研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード教育 / 危険予測 / CAI / 教材開発 / 医療事故
研究概要

本研究の目的は、医療事故防止に欠かせない危険予測能力を育成するために、自己学習を可能にするコンピュータ支援システムを開発することである。
危険予測能力は教育と自発的学習の積み重ねによって高まるものであるため、「危険予測能力」に着目して、学習者の個別性に応じた反復学習と意思決定の育成に有効であるCAI(Computer Assisted Instruction)教材の長所を活かして、「失敗の学習」を体験する危険予測教材システムを開発した。
教材内容の基礎資料とするために、次の2つの調査・分析をおこなった。
1.医療事故・ニアミス調査
実際の医療事故91件ニアミス18件の計109件を分析した結果、事故については「危険予測の欠如」が原因であったものが34件(37.4%)と最多を占め、ニアミスの原因についても「危険予測の欠如」が8件(44.4%)と最も多いことが明らかになった。
2.危険予測に関する調査
学習者の危険予測の実態を把握するために看護学生を対象に日常生活における危険予測、看護学生と臨床看護師の双方に臨床場面における危険予測に関する調査を実施した。その結果、看護学生は臨床看護師に比べ、危険な状況と原因、その後の影響を具体的にイメージできないことが明らかとなった。
これらの知見を基に教材作成を試みた。学習システムの試行と修正をくりかえし、学習システム運用のための管理者用システムも開発した。学習システムを試用した32名の学生から教材としての有用性を示唆する回答を得ることができた。

報告書

(4件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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