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薬物依存症者の回復過程における体験と認識に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14572239
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関昭和大学 (2003-2005)
宮崎県立看護大学 (2002)

研究代表者

高橋 美紀  昭和大学, 保健医療学部, 助教授 (20305494)

研究期間 (年度) 2002 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード薬物依存症 / ダルク / 回復過程 / 面接 / 質的・帰納的分析 / 体験 / 認識 / 薬物依存 / 質的分析 / 継続調査 / 薬物依存症者 / フィールドワーク / インタビュー / 薬物依存者 / 看護学的分析 / スリップ
研究概要

本研究は、薬物依存症の当事者自身によって運営と入所者へのケアが行なわれている、民間薬物依存症リハビリ施設ダルクにおける薬物依存症者の回復過程を明らかにして、後に続く薬物依存症者が回復過程を歩んでいくための道標となりうる、回復過程に関する仮説、および仮説モデルを、調査による裏付けのもとに得ることを目的として実施したものである。
研究対象者は、3箇所のダルクで施設の代表者、もしくはそれに代わるスタッフから紹介を受けた、施設内でスタッフ研修生(無給)ないしはスタッフの立場で、何らかの役割を担っている薬物依存症者であり、研究対象は対象者らが辿ってきている回復過程そのものである。23名の研究対象者に研究者自身が継続的に実施した面接の記録を分析対象として、これをもとに個別の回復過程の再構成を試みた。再構成した23名の個別の回復過程をもとに、仮説を得るための質的・帰納的分析を重ねた。
得られた仮説のうち、いくつかのネーミングを下記に挙げておく。
(1)すべてを失ったときが回復の好機
(2)回復の目的は自分自身のためという原則の徹底保持
(3)薬物使用につながったような出来事や状況に処していく力の涵養他、20仮説は略す

報告書

(5件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 高橋美紀: "パパさんから教えていただいたこと"びわこダルクニュースレター 膳所通信. No.4. 1 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 高橋美紀: "「病気」のはずの人びとの中にみる「健康」と「健康」なはずの人びとの中にみる「病気」"茨城ダルクを支援する会「家族会」機関紙 あまびき. Vol.5. 38-39 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 高橋美紀: "「選ばないこと」を「選ぶ」ことの意味"秋田ダルクニュースレター 鰰新報. 5号. 1-2 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 高橋美紀: "測り知れない喜びについての一瞥"那須アディクションケアセンターニュースレター ハイランドレポート(高原通信). 12号. 1-2 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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