研究課題/領域番号 |
14572248
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎・地域看護学
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研究機関 | 札幌医科大学 (2004) 広島県立保健福祉大学 (2002-2003) |
研究代表者 |
波川 京子 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (30259676)
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研究分担者 |
近藤 裕子 徳島大学, 医学部, 教授 (30205562)
吉留 厚子 大分県立看護科学大学, 看護学部, 助教授 (40305842)
松永 保子 信州大学, 医学部, 教授 (50269560)
上林 康子 札幌医科大学, 助手 (80336411)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 二次医療圏 / 看護必要度 / 看護評価 / 看護職員配置 / 市町村保健師 / 看護度 / 看護必要量 / 看護職配置基準 / 看護評価基準 / 新看護体系 / 看護体制 / 看護職適性配置 / 看護職員需給計画 |
研究概要 |
「看護必要度」の定義と二次医療圏における看護職員の配置課題の2つを検討した。「看護必要度」は診療報酬の看護評価あるいは看護加算のために検討され、患者に対する看護ケアに要する手間の測定方法の議論が多く、看護の質の評価には至っていなかった。まず、「看護度」、「看護必要量」、「看護必要度」のそれぞれを定義して使い分けをしなければならない。医療施設の看護職員配置の調査からは、現在の配置基準で病棟を運営することは困難であることが明らかになったが、配置基準となる評価の根拠は確定できなかった。今後、看護職員の適性配置のために、簡便な測定方法で看護の質的な評価も加味した基準を作り上げる必要がある。 以上のように、「看護必要度」が算定されやすいと予測した医療施設での実施が困難であれば、保健所、自治体、事業所などでの看護必要度の策定はそれ以上に困難と言える。医療計画、保健計画、福祉計画、看護職員需給見通しなどは二次医療圏単位で策定されているにもかかわらず、医療施設の看護職員配置と自治体保健師の配置基準に共通点は見あたらなかった。二次医療機関単位で「看護必要度」考えていく研究はこれから始まると言える。本研究では、「看護必要度」を「個々の患者が必要とする看護ケアをクリティカル・パス等で量的に標準化し、看護ケアに対する質的評価を患者と看護職双方から点数換算した結果の総和である」と仮定義した。今後、仮定義した「看護必要度」を医療施設と二次医療圏で実践的検証を行うことが課題である。
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