研究課題
基盤研究(C)
在宅療養においては、患者の望む療養生活に応じた支援サービスの提供を行うことが基本とされているが、神経難病のように医療依存度の高い療養者のケアには、特殊な知識と技術が必要とされる。そこで、本研究では、サービス提供の意思決定と支援内容について整理し、支援技術の基準化を行った。1.意思決定に関わる要因の分析療養者や家族に対しては、疾病や治療の専門的な情報提供を行い、継続受療の支援が最も重要であった。また、医療および療養施設に対しては、環境や病状変化の時期に専門の医師や看護師が集中的に関わること、医療機器や専門看護師が配置された入院施設を整備することが望まれた。さらに、療養環境整備に対しては、各地域の課題を分析し、その結果を環境整備や人材の研修等に役立てることが重要であった。2.療養環境の整備に関する研究訪問看護等の医学的管理が充実している地域ほど、事故やトラブルが少なかった。よって、医療依存度の高い療養者の支援については、安全性を確保する支援ついて十分な知識と技術を提供することが重要であった。3.コミュニケーション支援に関する研究神経難病のコミュニケーション障害の特徴、コミュニケーション方法の獲得と支援方法について、適用・効果・使用方法等の基準化を行い、基礎資料を作成した。また、この資料を用いて研修を行い、知識と技術の普及に努めた。4.社会参加の支援に関する研究人工呼吸器等の医療機器を使用している神経難病が安心して安全な社会参加ができるような支援方法を基準化し、基礎資料を作成した。また、この資料を用いて研修を行い、知識と技術の普及に努めた。5.終末期の支援に関する研究人工呼吸器による延命を希望しない療養者の終末期の支援について基準化し、基礎資料を作成した。
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