研究課題
基盤研究(C)
家族を自殺で亡くした人へのSpiritual Careとして3つのアプローチを行った。一つは、自死遺族の思いを語る集い(癒しの会)というグループアプローチである。もう一つは、シャーマンへのインタビューにより、この世とあの世をつなぐ役割を負って来た者の認識を知り、自死をどのように捉えているかを知ることである。最後は、自死遺族の夢の中での自死者との対話に焦点を当て、コミュニケーションが死後も続けられていることを遺族とともに確認していくことである。これらの3つのアプローチは、トランスパーソナル心理学/精神医学会、日本家族研究・家族療法学会等で発表してきた。家族を自殺で亡くした人へのSpiritual Careの中核を構成するであろう"癒し"は、生きること死ぬことの本態とその関連を知りつつ自らが納得できるストーリーと出会っていく旅の中にそのヒントが隠されているのではないかと思われる。
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心の健康 第114号
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Kokoro no kenko, a special issue of suicide prevention No.114
北星学園大学大学院社会福祉学研究科 北星学園大学大学院論集 第6号
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Hokusei Gakuen University Graduate School Social Welfare Review No.6
Narratives by Therapists/Therapists in Narratives(Komori Yasunaga. Noguchi Yuji. Nomura Naoki. eds.)(Nihon hySron-sya)
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