研究課題/領域番号 |
14572292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 滋賀県立大学 (2003) 静岡県立大学 (2002) |
研究代表者 |
比嘉 勇人 (2003) 滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授 (70267871)
比嘉 肖江 (2002) 静岡県立大学, 看護学部, 講師 (90290147)
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研究分担者 |
比嘉 勇人 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教授 (70267871)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | スピリチュアリティ / スピリチュアル / 看護師 / 患者 / 評定尺度 / Spirituality / Spirituality評定尺度 / Spirituality規定要因 |
研究概要 |
本研究の目的は、患者および看護師のSpiritualityの構造・規定要因を見出し、文章完成法/半構造化面接法のSpirituality評定尺度(SRS-B)を開発することである。SRS-Bは、「何よりも一番したいことは…(Q1)」「一番の支えになるものは…(Q2)」「周囲に対して強く感じていることは…(Q3)」「自分のこれからは…(Q4)」「病というものは…(Q5)」の質問5項目で構成された。SRS-Bの評価は、各項目の回答内容を「否定的:0点」「中性的:1点」「肯定的:2点」と分類・数量化しその合計点(SRS-B評点)で示された。SRS-Bの尺度としての妥当性は、以下の段階的な分析的帰納法アプローチにより確認された。 (1)透析外来患者22名と看護師13名を対象に、Q1・Q5を面接法で年齢・性別・15項目5件法Spirituality評定尺度(SRS-A)を自記入法で回答を求めた。数量化I類分析を行った結果、Q1・Q5はSRS-Aの影響要因であることが示唆された。 (2)在宅療養者20名とその介護者20名を対象に、Q2〜Q4を面接法で、年齢・性別・SRS-Aを自記入法で回答を求めた。数量化I類分析を行った結果、Q2〜Q4がSRS-Aの影響要因であることが示唆された。 (3)看護師162名を対象に、Q1〜Q5を文章完成法で、SRS-Aを自記入法で回答を求めた。数量化I類分析を行った結果、Q1〜Q5がSRS-Aの影響要因であることが示唆された(R^2=0.25,p<0.001)。また、SRS-A得点とSRS-B評点には弱い正の相関関係が認められた(r_s=0.32,p<0.001)。信頼性については、クロンバックのα係数0.62とガットマン-折半法の信頼性係数0.65で確認された。 以上の結果から、SRS-Bは実用可能な尺度であると判断した。
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