研究課題/領域番号 |
14572311
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
大脇 万起子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 助教授 (00280008)
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研究分担者 |
法橋 尚宏 神戸大学, 医学部, 助教授 (60251229)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 病障害をもつ子ども / 在宅看護 / 遠隔看護 / Macromedia Flashコンテンツ / プログラム開発 / 小児看護 / 看護介入 / 病・障害をもつ子ども / 生活のスキル / インターネット / 家族看護 / 家族 |
研究概要 |
平成14年度はFlashプログラムによる障害児在宅看護支援ソフトウェアとそのADLレベルに対応した専用のボタン型キーボードを製作した。 平成15年度は、前年度に作成したソフトウェアを臨床検討して完成した。具体的改良点としては、弱視や斜視という視覚障害に対応できる画像のキャラクターおよび色彩への創意工夫や、各メニューの持続時間、音響効果、順位性などの改良であった。 平成16年度は、追加実験、最終分析を行うと同時に、11th Annual ANA Spring Conference(2004)およびJapanese Journal of Computer Scienceにおいて、研究成果の発表を行った。 大脇は、これまで電子機器の対象外であると考えられていた重度の知的障害をもつ子どもがそれらを受け入れ、手指の巧緻性や押す力が開発され、日常生活場面で電子機器に興味を持った、手根部でしか音の出せなかったピアノが手指で鳴らせた、指さしが頻発して表出言語が認められたなどの症例を報告した(M.Ohwaki & N.Hohashi: Nxirsing Outcomes of Software Use for Children with Severe Mental Retardation.)。 法橋は、病障害をもつ子どもへのインターネットを介した看護介入ソフトウェアの動作環境と画面構成、ボタン型キーボードを用いた対話型の応答について報告し、子どもの体調や生活時間にあわせて自宅で使用し、子どもの集中力や生活のスキルの向上に寄与できることを示した(N.Hohashi & M.Ohwaki: Development of Internet Software for In-home Nursing Intervention of Children Who Have a Handicap or Disease)。論文発表も行った(N.Hohashi & M.Ohwaki: Development of a Web-edition Nursing Intervention Program for Mentally Retarded Children at Home and Their Families.Japanese Journal of Computer Science,10 (1),2005)。
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