研究課題/領域番号 |
14580041
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
西村 秀樹 九州大学, 健康科学センター, 教授 (90180645)
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研究分担者 |
清原 泰治 高知女子大学, 文化学部, 助教授 (00225096)
米谷 正造 川崎医療福祉大学, 健康体育学科, 助教授 (00220765)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | グリーン・ツーリズム / 自然環境保護 / 地域の活性化 / 中山間地域 / 四万十ドラマ / カヌー産業 / 自然体験型レジャー活動 / 高知県四万十川 / 相互依存関係 / 感情的呼応関係 / 風景 |
研究概要 |
まず、グリーン・ツーリズムにおける自然環境保護の基本的方向性を、人間と自然の関係性から検討した。そこでは、これまでの自然保護をめぐる論争をふまえるとともに、我が国における人間と自然の関係の伝統的な特色を加味しながら、具体的なグリーン・ツーリズム活動に即した自然保護の可能性を考察している。 第二に、四万十川中流域の複数市町村によって設立された行政主体の株式会社「四万十ドラマ」を中心に、四万十川という自然を資源として、いかに集約的に地域振興がなされているか、を明らかにしている。都市民の自然回帰のニーズに対応した「宿泊型体験プログラム」「農産物の産地直送」「流域住民と共同作業企画」などの当地の対策が分析している。第三に、地域振興の観点からとらえたカヌー産業の現状と課題を把握し、(1)サービスの向上、(2)川下りのターゲットの明確化、(3)広報の工夫、(4)リピーターの獲得の工夫、(5)カヌー業者・民宿・村外観光業者の連携強化、(6)カヌー以外の事業の展開などについて、具体的な踏み込んだ提案をおこなっている。
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