研究課題/領域番号 |
14580175
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 神奈川県立歴史博物館 |
研究代表者 |
寺嵜 弘康 神奈川県立歴史博物館, 学芸部, 主任学芸員 (80250231)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 文化財 / 史蹟名勝天然記念物 / 保存調査 / 保護主体 / 史蹟名勝天然記念物調査会 / 史蹟名勝天然記念物保存協会 / 史蹟名勝天然記念物保存協会神奈川県支部 / 史蹟名勝天然紀念物 / 史蹟名勝天然紀念物調査会 / 史蹟名勝天然紀念物保存協会神奈川県支部 / 文化財保護 / 群馬県庁文書 / 栃木県庁文書 / 福島県庁文書 / 長野県庁文書 / 茨城県庁文書 / 特別保護建造物 / 京都府庁文書 / 愛知県庁文書 / 名古屋市公文書 / 新潟県庁文書 / 奈良県 |
研究概要 |
平成17年度の研究活動の計画は、研究の最終年度にあたることから平成14年度から4年間にわたる研究成果を報告書として作成することである。 研究の充実をはかるため、報告書を作成する前に東京都および神奈川県で補充的な調査を実施した後、報告書の作成にとりかかった。また、平成15年に横浜市在住の石田武雄氏から提供を受けた、昭和7年から始まる「史蹟名勝天然紀念物保存協会神奈川県支部史蹟めぐり」に関する資料、史蹟名勝天然紀念物保存協会が刊行した機関誌や史蹟関係の絵葉書などの整理も併せて実施した。 研究成果は、報告書『戦前期における文化財認識と保護主体に関する研究』(A4判、196頁)としてまとめた。報告書は第1部研究活動の概要、第2部研究論文、第3部調査資料という構成である。研究代表者が執筆した論文は「戦前期における文化財認識と保護主体に関する研究-道府県の史蹟名勝天然紀念物保存組織を中心に-」と題し、史蹟名勝天然紀念物が文化財としてどのような保存調査がなされたのかについて、道府県の調査会組織の活動を中心に解明したものである。第3部では、研究活動に際して作製した関係文献目録、調査撮影した文書資料目録、重要な資料の翻刻を収録した。また、上述の石田氏の資料の一部を写真図版で収録した。
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