研究課題/領域番号 |
14580194
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
広木 正紀 京都教育大学, 教育学部, 教授 (30115977)
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研究分担者 |
岡本 正志 京都教育大学, 教育学部, 教授 (70149558)
村上 忠幸 京都教育大学, 教育学部, 助教授 (20314297)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 環境教育 / 教材 / 身近な自然 / 資源教材 / ものづくり / 自然からのものづくり / 教材開発 / カリキュラム開発 / 活動教材 / 生活とのつながり / 観察教材 / 物づくり教材 / カリキュラムづくり / 環境教育教材 / ガラスづくり / 生活 / 資源 / カリキュラム |
研究概要 |
1.教材開発とカリキュラム開発の関係について検討し、両者の関係を踏まえた環境教育教材開発と環境教育カリキュラム開発の方策について、試案を提出した。 2.「環境教育カリキュラムの骨組み」と「自然からのものづくり教材」の関係について検討を行い、自然からのものづくり教材をその中に位置づけた「三つの段階から成る環境教育カリキュラムの骨組み」の試案を提出した。 3.自然からのものづくり教材開発のため、次の項目について素材研究を行った。(1)身近な土からの土器づくり、(2)身近な自然物からのガラスづくり、(3)砂鉄からの鉄づくり、(4)土の、生ゴミを分解するはたらきや可燃性ガスを発生させるはたらきの活用、(5)火起こし材としての石と植物の利用、(6)ダイズと海水からの豆腐づくり、(7)植物や土を使った絵の具づくり、(8)植物や土を使ったクレヨンづくり、(9)身近な野草からのでんぷん取り、(10)セイヨウカラシナからの油および石けんづくり、(11)野草からの堆肥づくり、(12)トウガラシの多様な利用、(13)ヒマワリの多様な利用、(14)ナンキンハゼからのロウソクづくり、(15)タブやそのほかの植物からの線香づくり、(16)ミミズの生ゴミを分解するはたらきの利用、(17)動物の糞の多様な利用、(18)木の揺れの、音楽素材としての利用。 4.これらの素材研究によって開発された教材について、国公私立の幼稚園、小学校および中学校で授業実践を行った。 5.これらの成果について、日本理科教育学会の全国大会および近畿支部大会において、また京都府下および大阪府下の国公私立学校、および韓国、中国、ドイツの教育関係者を対象にした懇談会・研修会・講演会において報告するとともに、意見・情報の交換を行った。
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