研究課題/領域番号 |
14580220
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
J・J Lauer (LAUER J・J) 広島大学, 情報メディア教育研究センター, 助教授 (70263639)
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研究分担者 |
前田 啓朗 広島大学, 情報メディア教育研究センター, 助手 (10335698)
岩崎 克己 広島大学, 情報メディア教育研究センター, 助教授 (70232650)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | ライティング / 英語教育 / e-Learning / インターネット / 英語文法 / 論文 / 作文 / オンライン / 遠隔学習 / 学習支援 / 教材作成 |
研究概要 |
平成14年度は英語ライティング能力の向上を目的としたオンラインでの学習教材を作成した。本教材は初級・中級・上級レベルに区分されており、生徒は各自のレベルに応じて学習できるように工夫した。例えば初級では基本的な文法について説明しているほか、接続詞の使用方法、文章やパラグラフの構成の仕方についてアドバイスした。中級ではフォーマルなビジネスレター、履歴書や留学願書など実用的な英文の書き方について説明した。上級ではエッセーや研究論文等、学術的な英文を書く際の注意点について解説した。 平成15年には前年に作成した上記の学習教材に改良を加えた。まず、FLASH MXを用いてユニークなフロントページを作成するとともに、様々なタイプの文法問題例(TOEIC, TOEFL式の選択式問題、穴埋め問題、マッチング問題など)を豊富に盛り込んだ。また、指示に従って英文を書いていくと、構成のはっきりした的確なエッセーが完成される、いわゆるガイデッド・パラグラフ・ライティングも加えた。中級レベルではe-mailでよく使用される約100の表現を紹介し、さらに、これらの表現を用いて書かれた実際のe-mailも紹介した。つまり生徒はこれらの表現が、いつ、どのように使われるのか、理解をより深めることができると考えられる。上級レベルには様々な分野から出版された6の論文(著者及び出版者の許可済)を掲載した。これは中級レベルの教材と同様、生徒は紹介された表現をクリックすることで、実際の論文における各表現の使われ方を学ぶことができる(詳しくはhttp://flare.media.hiroshima-u.ac.jp/english/writing/movie.htmlを参照)。近いうちに、Hot Potatoesのソフトを用いて新たな文法問題例をオンラインにより提供する予定である。また広大生のためのチャットとEメール交換広場も実施する予定である。
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