研究課題/領域番号 |
14580234
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
赤倉 貴子 東京理科大学, 工学部, 教授 (80212398)
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2004
|
研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
|
配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 養護教諭 / ネットワーク / コミュニティ / システム開発 / インターネット / コミュニケーション / 情報共有 / 情報保護 / リフレッシュ / 自己理解 |
研究概要 |
先行研究により、養護教諭のネットワークコミュニティ形成のための支援システムには、(1)養護教諭がスーパーバイザーに相談できる機能(2)養護教諭同士がコミュニケーションをはかれる機能(3)必要な情報が配信される機能が期待されていることがわかった。そこで、14年度はこれらの機能をモジュール化し、システムを試用した。養護教諭のシステム試用評価から、情報発信も容易に行うことのできるモジュールが必要と考えられたことから、15年度は携帯情報端末からインターネットへアクセスできることを前提としたシステムに改良し、自己理解時の所要時間の履歴もとれるようにした。最終年度である16年度は、養護教諭同士のコミュニケーション促進を中心に、機能の充実をはかり、その評価を行った。16年度に具体的に研究を進めた内容は、 (1)ネットワークコミュニティにおけるファシリテータ機能を分類・整理し、それらの機能について、養護教諭に評価を求めた。 (2)ネットワーク上でのコミュニケーションツールとして電子掲示板に着目し、電子掲示板上でのコミュニケーションを分析し、[a]対話中のキーワード解析を行い自動的に小コミュニティ(グループ)を形成する方法、[b]対話にカウンタを設けてカウンタがある閾値を超えたときに自動的に小コミュニティ(グループ)を形成する方法論等を検討した。 であった。今後は、キーワード解析に基づいて形成されたコミュニティの実態を分析し、実験を通してカウンタの設定値を決め、それによって形成されたコミュニティの実態を分析する。そして、コミュニケーションツールを含む養護教諭支援のための統合的システムの開発を行っていく予定である。
|