研究課題/領域番号 |
14580235
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 金城大学 |
研究代表者 |
下村 有子 金城大学, 社会福祉学部, 教授 (70171006)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 視覚障害 / 音声データベース / 視覚障害者 / 音声辞書 / サーバサイドシステム |
研究概要 |
まずシステムのサーバ/クライアントシステムの構築を行った。サーバシステムはPC-UNIX機を用いた。OSはLINUX、WEBサーバはApache、データベースエンジンはPostgreSQL、開発言語はCとPHP4で行っている。辞書のためのデータベースはデータに音声を用いるので、PostgreSQLのラージオブジェクトで構成し、言語はPHP4で開発を行っている。 データベースの設計は将来的には携帯電話でも使用できるように、必要最小限のデータベースと画面設計とした。音声辞書は新規登録、視聴、削除だけのメニューとした。新規登録時は、ファイルから参照できるように検索システムも作成した。音声データは生データやコーデックなどの検討を行ったが、最終的にMP3のフォーマットを用いることとした。音声データはシステムでテキストデータを音声データに変換することを予定していた。しかし、VoiceXMLが完成間近であり、今後VoiceXMLが音声データの主流となり、XMLで開発が行われるようである。このことから、このシステムではテキストデータを音声データに変換することをあきらめ、直接音声データを入力した。 また、バックアップシステム、認証システム、メールへの転送、ダンプ、リストアなど本システムとは別に、単独で開発した。認証システムは本人以外の使用が行われた場合を考慮して開発した。メールへの転送は最初の構想になかったのもであるが、異常時の連絡や辞書のバックアップ等にも使用を予定している。 ホームページ上のキー操作とデータベース操作はVisualBASIC(VB)で開発した。VBはMicrosoftに依存するので、他のOSを用いるときは使用できない。この問題点が残った。しかし、視覚障害者がMS-OSを用いて行う場合は、快適に使用できるようになった。 たが、今後問題点を順に解決していきたい。
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