研究課題/領域番号 |
14580240
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 倉敷芸術科学大学 |
研究代表者 |
吉田 幸二 倉敷芸術科学大学, 産業科学技術学部, 教授 (80341171)
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研究分担者 |
梶浦 文夫 倉敷芸術科学大学, 産業科学技術学部, 助教授 (60268597)
森田 亜紀 倉敷芸術科学大学, 芸術学部, 教授 (90279034)
宮地 功 岡山理科大学, 総合情報学部, 教授 (30043722)
市村 洋 東京工業高等専門学校, 情報工学科, 教授 (10176307)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | e-ラーニング / 遠隔教育 / WWW / インターネット / 携帯電話 / WBT / ブレンディッドラーニング / ブレンディッド ラーニング / eラーニング / PDA |
研究概要 |
ネットワーク技術の発展によりインターネットを使ったe-LearningやWBT (Web Based Training)が盛んに使われるようになってきている。しかし、個人学習ではモチベーションが続かない問題がある。 こうした中で、学生に授業やゼミでプログラムの開発をさせているが、お互いの情報交換やコミュニケーション不足により、ソフトウエア開発に関して実践的なことをしていないためプログラムを完成できない学生が多い。一方、企業内教育でも、ソフトウエア開発の共同作業が不得手な人が増えている。これらに関して、大きく次の二点の問題があると考えられる。まず第一に、ソフトウエア開発の実践を体験していない。第二に、最近の学生は作業や遊びなどで共同して作業することを体験していない。こういう状況から、実体験に近いソフトウエア開発や共同作業や、コミュニケーションや情報交換のやり方を身に付けさせる必要がある。 そこで、「遠隔教育やブレンディッド・ラーニングを使用したソフトウエア開発支援システムの試作」によりソフトウエアの仕様設計から仕様書作成、プログラミング&デバッグ、モジュール結合とグループによるプログラム結合の練習等を体系的に学習する。そして、今までに作成してきた携帯電話に対するメール配信サポートや学習履歴によるランキング表示によるモチベーションの持続や競争意識による仕組みを行った。このソフトウエア開発支援システムの試作の構築により、基本的な開発能力と仕様書を書く文書力を体系的に学び、プログラム開発能力も一定レベルまでの到達チェックと水準引き上げに貢献できるものとなった。また、アンケート結果より、一定レベルある学習者も復習や体系的な纏めとなり効果があった。
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