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「循環型社会」認識をめざす小中高等学校一貫による社会科環境教育カリキュラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14580284
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教科教育
研究機関京都教育大学

研究代表者

水山 光春  京都教育大学, 教育学部, 教授 (80303923)

研究分担者 石川 誠  京都教育大学, 教育学部, 助教授 (00293978)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2003年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード循環型社会認識 / 環境経済学 / 社会科環境教育 / 社会科教育 / 環境教育 / カリキュラム開発 / 廃棄物管理
研究概要

本研究の目的は以下の2点にあった.(1)社会科環境教育における「循環型社会」認識形成のための内容構成論および授業モデルを示すこと.(2)(1)の成果を踏まえ,「循環型社会」認識形成をめざす小・中・高等学校一貫社会科環境教育カリキュラムを開発すること.
そのために以下のことを行った.<ア>環境経済学の視点から,循環型社会認識の基礎としての廃棄物をとらえる鍵概念を明らかにする.<イ>環境経済学の視点から循環型社会をとらえる具体応用例を示す.<ウ>上記の成果を踏まえて循環型社会認識をめざす社会科環境教育のための総括的授業モデルを示す.<エ>上のモデルに従って小・中・高等学校別の個別授業トピックスを開発する.<オ>環境経済学にもとづく循環型社会認識のためのカリキュラムを整理する.
以上にもとづく具体的な研究成果として,以下の5点をあげることができる.(1)社会科環境教育における「循環型社会」認識形成の鍵となる事象は廃棄物であり,環境経済学の視点から廃棄物を捉え直すことによって循環型社会認識への道筋を示すことができることを明らかにしたこと.(2)廃棄物を中心とした環境問題認識のための主たる概念を18の基本概念とそれらを支える約60の具体的概念に整理したこと.(3)循環型社会認識の応用論としての静脈産業について,その重要性および成立要件を示したこと.(4)「被害・費用・効率」と「価値・便益・余剰」の概念獲得を中心とした循環型社会認識のための廃棄物環境学習モデルを提示したこと,およびモデルにしたがって小中高等学校それぞれに授業トピックスを開発したこと,(5)以上の成果に基づいて,循環型社会認識のための社会科環境教育カリキュラムとして,小・中・高等学校それぞれにおいて獲得すべき概念的知識を校種別に整理して示したこと.

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 水山 光春: "「循環型社会」認識のための環境学習教材の開発(1)-鍵概念の設定と検討-"京都教育大学教育実践研究紀要. 第2号. 47-57 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] MItsuharu MJZUYAMA, Makoto ISHIKAWA: "A Study on Teaching Materials for the Recognition of Circulating Society in Environmental Education (t) -Setting and Examination of Key Concepts-"Journal of Educational Research, Kyoto University of Education. 2. 47-57 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 水山光春, 石川誠: "「循環型社会」認識のための環境学習教材の開発(I)-鍵概念の設定と検討-"京都教育大学教育実践研究紀要. 第2号. 47-57 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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