研究課題/領域番号 |
14580285
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
井谷 惠子 京都教育大学, 教育学部, 教授 (80291433)
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研究分担者 |
中井 隆司 奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (90237199)
北田 和美 大阪女子短期大学, 保健科, 助教授 (30204895)
飯田 貴子 帝塚山学院大学, 人間文化学部, 教授 (60099554)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 体育カリキュラム / フィットネス教育 / 体つくり / 授業モデル / アクションリサーチ / フィットネス / 学習プログラム開発 / 身体つくり / 授業改善 |
研究概要 |
本研究では、実践研究チームによるアクションリサーチを用いて、フィットネス教育プログラムの開発と改善を試みた。 このプログラムでは「生涯にわたって,自立的・効果的な身体活動実践者の育成」をめざし、フィットネスの価値認識、基本的知識の習得、実践スキルの向上、快適な運動実践、運動への動機づけと意欲の向上を実践上の目標とした。これらの目標を実現するために、「わかる」「試す・できる」「運動する」という3要素から授業を構成した. 第一次、第二次実践研究から得られた授業モデルと教材の開発改善に関する主な示唆は次のようにまとめられる. 1.フィットネス学習としてのミニマムエッセンシャルズを検討する. 2.科学的理解「わかる」と実体験「試す・できる」の統合をより意識する. 3.運動の爽快さと満足感を味わわせるまとまりのある運動場面の設定. 4.意思決定や計画など学習者の主体的な活動の仕掛けを授業に盛り込む. 5.「わかる」「試す・できる」「運動する」3要素の関連性を持たせる.3要素の順序,独立性,配分についてはさらに検討が必要. 今回の実践研究の結果、「QOLと歩数計」「1日1万歩」「エアロビック運動と健康」「ライフスタイルチェック」「心拍数と運動強度」「目標心拍数と運動の調整」という6つの授業モデルをまとめた.フィットネス教育として必要不可欠と考えられる内容を学習ノート「フィットネスHELPの学習」としてまとめた.
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