研究課題/領域番号 |
14580290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
松畑 煕一 岡山大学, 本部, 副学長 (60036895)
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研究分担者 |
高塚 成信 岡山大学, 教育学部, 教授 (70132652)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2004年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2003年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 英語コミュニケーション文法 / カリキュラム / 教材 / 英語コミュニケーション法 |
研究概要 |
次の7項目にわたって分析し、英語コミュニケーション文法のためのカリキュラム・教材の開発研究を行った。 1.英語コミュニケーション文法の内容 2.英語コミュニケーション文法タスク 3.英語コミュニケーション文法練習法 4.英語コア学習の内容と方法 5.英語・日本語コミュニケーション・スタイル 6.英語的発想・文化学習 7.英語教育の基礎・基本 中学生および高校生を対象に、英語使用場面における文法力の実態を分析した。その際、文法力が単に文レベルに留まることなく、談話レベルも導入し、音声とのつながりも重視して調査し分析した。また、これまでの伝統的な「学校文法」の内容を、既刊のテキスト・参考書を系統的に分析し、最近の国内・国外における英語文法に関する研究成果としてまとめられている論文・書籍の分析を通して、新しい「英語コミュニケーション文法」の内容を明らかにした。音声能力については、音声優先の理由を明確にし、日本語音声との比較に基づく「英語音・リズム」の特徴を具体化した。語彙能力については、英語語彙特性分析に基づく「英語語彙コア学習システム」を作成した。 英語文法力については、新たな英語コミュニケーション文法の体系化に基づく文法学習システムを作成した。コミュニケーション方略と異文化理解能力については、英語のことばと文化の結びつきを具体化した。この教授法体系化に当たっては、英語コミュニケーション能力の基盤となっている音声能力、語彙・文法能力を分析して、その上に実際のコミュニケーション能力を位置づけ、体系化した。英語コミュニケーション文法の教材作成に際しては、今までの文法教材の分析に基づく改善点を明らかにし、その課題を解決するための教材となるよう留意した。
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