研究課題/領域番号 |
14580359
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
丸山 勉 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 助教授 (00292532)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2002年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 書き換え / FPGA / アクセラレータ / 高速システム / 並列処理 / 高速計算 / リコンフィギュレーション / ハードウェアコンパイラ / 書き換え可能ハードウェア |
研究概要 |
本研究においては、最新のFPGAボードのホストコンピュータとなるパーソナルコンピュータ、及び最新のFPGA開発用CADを購入し、以下の研究/開発を行った。C言語で記述されたプログラムから、それに対応する回路を生成するハードウェアコンパイラに関しては、より多くのC言語で記述されたプログラムに対する評価を可能とするために、構造体およびポインタを扱えるようにし、また、より無駄のないパイプライン処理を可能とするために、メモリバンクへのアクセス競合をさけるデータ配置アルゴリズムの開発を行った。パイプライン処理に関しては、ループ処理を自動的にパイプライン処理に展開するための手法の検討を行った。ハードウェアコンパイラによって生成された回路に対し、高速なレイアウト/配線を行うプログラムに関しては、プロトタイプの構築を行い、規則的な構造を持つ簡単なプログラムを用いて評価を行った。ハードウェアライブラリに関しては、以下のものを作成した。画像処理においては、ステレオビジョンのリアルタイム処理に関する研究を進め、1次元相互相関関数の高速計算方式のライブラリの作成を行い、また、PIV(Particle Image Velocimetry法)、およびオプティカルフローのリアルタイム処理の研究を進め、異なる対象ウインドウサイズにおける2次元相互相関関数の高速計算方式のライブラリの作成を行った。また、任意の形状の物体をハフ変換に基づきリアルタイムで検出する手法、および、ハフ変換に基づく線分のリアルタイム検出の手法を考案し、その回路をライブラリとして作成した。セルラーオートマトンの高速計算においては、2次元、3次元の高速計算方式の検討を行い、その核となる、並列/パイプライン処理のライブラリを作成した。
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