研究課題/領域番号 |
14580387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機科学
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研究機関 | 会津大学 |
研究代表者 |
NIKOLAY Mirenkov (MIRENKOV Nikolay) 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (80254043)
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研究分担者 |
永松 礼夫 会津大学, 情報センター, 助教授 (40172556)
ALEXANDER Vazhenin (VAZHENIN Alexander) 会津大学, コンピュータ理工学部, 講師 (10325970)
石川 毅 会津大学, 企画運営室, 講師 (10254096)
気仙 勇子 会津大学, 企画運営室, 講師 (20254097)
前田 多可雄 会津大学, 企画運営室, 講師 (00264565)
山内 和昭 University of Aizu, Office for Planning and Management, Assistant Professor (30254098)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 自己説明型コンポーネント / フィルム技術 / マルチプルビュー / アルゴリズムの説明 / アルゴリズムの定義 / 学習用教材 / 知識の表現 / 知識の獲得 / 教材 / アルゴリズム / フィルム / ビジュアル言語 |
研究概要 |
1)データ/知識の定義・表現のための自己説明型コンポーネントの構想の導入と開発、2)この構想を、計算アルゴリズムとその特徴の表現や、マルチメディアワードやマルチメディアセンテンスを表現することに応用、3)この構想の第一歩であるユーザビリティテストの実施、が研究の主な成果である。自己説明型コンポーネントの考えは、オブジェクトやプロセスのマルチプルビューに基づいていて、これらのビューをサイバーフィルムとして表現することである。1つのサイバーフィルムは、色のついた絵、図、文字、音などからなるフレームの集合である。1つのフレームはオブジェクトやプロセスの1つまたは複数の特徴を表現する。1つのサイバーフィルムは動的または静的な特徴を表現する。自己説明的なサイバーフィルムとは、関連したフレームがアルゴリズムの意味の豊富さを十分に取り出されるように構成され表現されることを意味する。サイバーフィルムにおける意味の定義は、一連のビューを作成し、それを線形的ではない順番で見る(聞く)ということに帰着される。サイバーフィルムはネットワークでアクセス可能なデータベースより取得可能である。ユーザは前もってサイバーフィルムを学習する必要はない。サイバーフィルムの考えは、計算アルゴリズムの説明や定義のために使用され、次のような特徴を持つ:空間的時間的なデータ構造、そのような構造の中の計算の流れ、構造の中のノードにおける具体的な計算処理、入出力処理、いくつかの他の特徴。サイバーフィルムを準備するための、2つの実験的なシステムが開発され、自己説明型コンポーネントを作成するために使用された。また、サイバーフィルムは、言葉や文の意味を表現するためにも使用できる。サイバーフィルム全体として、それらのフレーム、また各フレームの中の視覚的なオブジェクトに関して、コンポーネントの理解しやすさを分析した。
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