研究課題/領域番号 |
14580420
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
|
研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
小林 聡 豊橋技術科学大学, 工学部, 助手 (90314096)
|
研究分担者 |
北岡 教英 豊橋技術科学大学, 工学部, 講師 (10333501)
中川 聖一 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (20115893)
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2003
|
研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
|
配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | CALL / 語学学習教材 / リスニング / TVニュース / 字幕 / 音声処理 / TVニュース放送 / 音声認識 |
研究概要 |
これまでに、リスニングに関する多くの語学学習教材が開発され、またリスニングに関する研究もなされている。これらの多くは英語を対象としており、留学生を対象にした日本語学習教材は少なく、しかも、それらによって提供されている話題やリスニングの対象は限定されている。加えて、既存の教材に含まれる発話は、多くの場合は教材として収録されたものであり、ネイティブの自然な発声とは異なっていると考えられる。また、教師が独自にテレビ・ラジオ放送などから教材を作成する場合もあるが、その際には多くの手間がかかる問題があった。 本研究では、字幕付きテレビニュース放送から(半)自動的に教材を作成する機能を構築した。これにより、これまで教師が行なっていたこのような作業にかかる手間を軽減できた。また、教材用データを利用し学習を行なうためのCall Playerを開発した。Call Playerではコンピュータを利用した次の様なCALL(Computer Assisted Language Learning)機能を提供できるようにした。^*ビデオ再生^*字幕の表示^*辞書引き^*翻訳音声の再生^*ディクテーション問題の作成と採点^*内容把握問題の実行と採点 この教材を用いて、8週間の学習を留学生(日本語の学習)と日本人学生(英語の学習)に対して行い、その前後でテストを行なったところ、いずれも学習後のほうが学習前よりもよい結果が得られた。 また、この成果と別途開発してきた発音学習システムの統合による、よりよい語学学習システムを構築することが可能であると考えている。
|