研究課題/領域番号 |
14605007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
電力工学・電気機器工学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
大山 力 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 教授 (40160642)
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研究分担者 |
森 啓之 明治大学, 理工学部, 教授 (70174381)
横山 明彦 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30174866)
斎藤 浩海 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10202079)
宮内 肇 熊本大学, 工学部, 助教授 (20181977)
三谷 康範 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (10192759)
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研究期間 (年度) |
2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2002年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 電気エネルギーシステム / 規制緩和 / 長期設備計画 / 送電線使用料金 / 送電可能容量 / 配電自動化 / 分散電源 / 分散エネルギーシステム |
研究概要 |
本研究では、電力システムを対象とした各種研究について鋭意取り組んでいる若手から中堅の研究者らを統括し、電力システムの諸問題の全領域を網羅する研究組織を構成し、これからの電力システムの運用制御方式のあり方について検討を行った。 競争環境下にある電力システムの諸問題を論じるためには、電力システムの技術的な要因ばかりでなく、経済的・社会的な要因も重要な位置を占める。本研究では、規制緩和が与える影響を、(1)経済的観点からの電力システムの最適化に関する研究、(2)電力システムの新しい運用技術に関する研究、(3)電力システムの監視・制御に関する研究、の3側面から調査した。 経済的観点からの電力システムの最適化に関する研究に含まれるテーマとしては、「電力設備の長期計画」、「電力流通設備の協調的利用」、「価格構造の解析」、「信頼度レベル」、「送電アクセス料金と送電網混雑管理」、「最適送電価格体系」等がある。 電力システムの新しい運用技術に関する研究に含まれるテーマとしては、「基幹系統の送電可能容量評価」、「二次系統運用評価技術」、「配電自動化における高度運用技術」、「分散電源のマネージメント・高度利用」等がある。 電力システムの監視・制御に関する研究に含まれるテーマとしては、「広域状態監視システム」、「小規模独立系統の運用制御」、「高機能パワーエレクトロニクス機器による監視・制御」、「都市型分散エネルギーシステム」等がある。 その結果を受けて、共同研究の企画を行った。その成果として、科学研究費補助金「特定領域研究」への申請を行った。
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