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非線形力学による船舶復原性基準策定に関する国際共同研究の企画

研究課題

研究課題/領域番号 14605030
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 船舶工学
研究機関独立行政法人海上技術安全研究所

研究代表者

田口 晴邦  (独)海上技術安全研究所, 海上安全研究領域, 主任研究員 (70344455)

研究分担者 村重 淳  東京大学, 大学院・新領域創生科学研究科, 助教授 (40302749)
長谷川 和彦  大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60106804)
研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード非線形力学 / 船舶復原性 / 安全基準 / 国際情報交換 / ギリシャ:イタリア:イギリス
研究概要

現在、国際海事機関(IMO)において、経験則に基づいた船舶の復原性基準を、最新の科学的成果を反映した基準へ改正する作業が開始されている。その中で着目されているのが、現代的な非線形力学の基準への応用であるが、現状では、日本、ギリシャ、イタリア、イギリス等で個別に研究が行われているにすぎない。そのため、これらの研究を有機的に結びつける共同研究グループの設立が望まれており、本企画では、このグループを立ち上げるため、以下に示す調査等を行った。
1.研究レビュー及び最新の研究動向調査
本分野においてこれまで公表された国内外の研究成果をレビューするとともに、徳島大学上田助教授等の国内研究者への訪問や、第5回国際船舶復原性ワークショップ等への参加により、最新の研究動向に関する情報収集を行い、非線形力学の船舶復原性基準への応用に関する問題点等を整理した。
2.海外共同研究者との意見交換
1.を踏まえて、アテネ工科大学Spyrou助教授(ギリシャ)、トリエステ大学Francescutto教授(イタリア)及びグラスゴー大学Vassalos教授(イギリス)を訪問し、研究グループ立ち上げに関して意見交換を行った。
3.共同研究グループの概要
その結果、以下に示すような共同研究グループ立ち上げに向けて努力することとなった。
(1)参加研究者
2.に示した海外共同研究者3名の他、これまで本分野の研究論文を公表している研究者(中国Huang教授、米国Falzarano教授等)に参加を呼びかけることとした。
(2)活動内容
・米国造船造機学会のWebsiteを利用して、グループ内での論文の投稿やアイディアの交換を行う。
・国際共同実験等の可能性を探り、各国の関係機関に提案する。
・共同研究者も含めて学生やスタッフの相互訪問を積極的に進める。
・本分野におけるコースのシラバスを作成する。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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