研究課題/領域番号 |
14605031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
船舶工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
冨田 康光 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30029251)
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研究分担者 |
大藪 弘彦 株式会社商船三井, 技術研究所, 研究員
橋本 聖史 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (50183554)
大沢 直樹 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (90252585)
吉川 光昭 住友重機械工業株式会社, 総合技術研究所, 主席研究員
加藤 謙治 新日本製鐵株式会社, 鉄鋼研究所, 主幹研究員
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研究期間 (年度) |
2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2002年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 実態調査 / VLCC / カーゴ・オイルタンク / 腐食 / 孔食 / 船体構造 |
研究概要 |
コロージョン・フリーとして使用可能な船体構造の開発を見据え、その開発の技術的可能性を調査・検討することを主目的として、VLCCのCargo Oil Tank (以下COT)を対象として腐食実態調査を行い以下の実績を得た。 COTデッキ裏の腐食について 1.COT内の気相部は、油井や自然環境と異なりH_2S,CO_2,H_2OおよびO_2が共存しており、大幅な腐食速度の増大を生じる。 2.デッキ裏の腐食は実船の部位並びにSingle HullとDouble Hullの構造によって大きく異なる傾向は認められない。 3.デッキ裏の腐食速度は軟鋼とTMCP鋼で大きな差異は認められない。 4.環境物質並びに温度変動によって腐食の説明が可能と考えられる。 COT底板の孔食について 1.底板の滞留水は高濃度NaCl中性溶液である。 2.COT内部にはオイルコートが存在し、防食効果をもたらすが、その存在状態は構造の影響を強く受ける。 3.オイルコートの防食効果は厚さ並びに含水量の影響を強く受ける。 4.COT内温度は構造の影響を受けDouble HullはSingle Hullに比べ高温維持期間が長い。
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