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コ・メディカルのための人体解剖のあり方と健康科学的情報の利用に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 14607001
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関名古屋大学

研究代表者

小林 邦彦  名古屋大学, 医学部, 教授 (30001051)

研究分担者 杉浦 康夫  名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50093042)
河上 敬介  名古屋大学, 医学部, 講師 (60195047)
金澤 寛明  名古屋大学, 医学部, 助教授 (40214431)
藤井 徹也  愛知県立看護大学, 看護学部, 講師 (50275153)
佐藤 利夫  札幌医科大学, 医学部, 講師 (80263002)
研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2002年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
キーワードコ・メディカル / 医療技術者 / 解剖学 / 人体解剖実習 / 理学療法士 / 作業療法士 / 看護師 / 法的整備
研究概要

人体解剖実習は、従来おもに医師・歯科医師の養成において、人体の正常構造を理解し、また生命の尊さを学ぶ上で重要な貢献をしてきた。わが国では現在、生命の質を重視した多職種によるチーム医療が求められ、医療技術者(コ・メディカルスタッフ)養成の充実・高度化が社会的に求められている。人体構造を直接観察する人体解剖は、医学を基礎とするコ・メディカル学生にとっても貴重な学習経験であり、人体解剖の機会を持ちたいという要求が高まっているが、そのための法的・制度的整備が必ずしも十分ではない。また、専門を異にする各医療職種には、医学部、歯学部で蓄積されてきた既存の実習方法とは異なる、それぞれの職種にあった実習カリキュラム・方法が必要とされるが、これはまだ確立されていない。
本研究では、コ・メディカルスタッフ養成の充実・高度化のために、各養成課程・各医療職種における人体解剖実習の現状とその課題を明らかにすべく、1)現行制度下でのコ・メディカル学生らによる人体解剖実習の法的・制度的問題を明らかにした。2)コ・メディカル養成における人体解剖実習の意義・効果・発展方向について検討した。3)全国の理学療法士・作業療法士養成課程での実習の実態調査(施設単位)を行った。また看護職にあるものの意識調査を行った。4)個々の養成校での実習経験や意識調査、コ・メディカル学生や職業人を対象としたセミナー・見学会などの現状を調査・報告した。5)遺体から得られる、生命・生活の質に関わる情報(健康科学的情報)を研究対象としてあるいは教材として利用するための試行を行った。
これらの調査研究の成果を持ち寄り、討論会を開催した。成果を報告書にまとめ、関係諸機関に配布した。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書

研究成果

(4件)

すべて その他

すべて 文献書誌

  • [文献書誌] 杉浦康夫: "人体解剖トレーニングセミナーの20年--人体解剖実習による医療人教育への貢献--"名古屋高等教育研究. 2. 57-77 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 小林邦彦: "理学療法士・作業療法士養成施設における人体解剖実習の実態"解剖学雑誌. 78(抄録号). 128 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 川真田 聖一: "コメディカル教育と人体解剖学実習"解剖学雑誌. 78(抄録号). 128 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺 皓: "解剖実習遺体を用いた褥瘡の研究-教育者養成を目指して"解剖学雑誌. 78(抄録号). 130 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-03-31   更新日: 2016-04-21  

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