研究課題/領域番号 |
14651038
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
安梅 勅江 国立大学法人浜松医科大学, 医学部, 教授 (20201907)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 子どもの発達 / 保育 / 育児環境 / 保育時間 / 評価 / 追跡 / 家庭環境 / 長時間保育 |
研究概要 |
長時間保育サービスの質評価指標を開発するため、長時間保育を含むさまざまなの要因の子どもの発達への影響について、6年後の子どもの発達に対する保育時間、育児環境、属性等の関連に焦点をあてて明らかにした。全国87保育園にて保護者と園児の担当保育専門職を対象に質問紙調査および確認のための訪問面接調査を実施した。子どもと保護者の両者から追跡データの得られた0、1歳児84名を有効回答とした。子どもの発達は運動発達(粗大運動、微細運動)、社会性発達(生活技術、対人技術)、言語発達(コミュニケーション、理解)について、担当保育士が評価票を用いて評価した。分析の結果、1)6年後の子どもの発達、社会適応に対する関連要因として、「一緒に遊ぶ機会があるかどうか」「一緒に本を読む機会があるかどうか」が有意であり、これらの機会がほとんど無い場合に、発達のリスクが高くなっていた、2)6年後の子どもの発達、社会適応に関連する複合要因としては「一緒に遊ぶ機会があるかどうか」が有意であり、一緒に遊ぶ機会が乏しい場合、<粗大運動>、<対人関係>の領域の発達がゆっくり傾向であった。3)6年後の子どもの発達への有意な関連要因として、「保育時間」はいずれの分析でも有意とならないことが示された。これらより、子どもの発達保障として、家庭環境を含め子どもに対するかかわりの質向上への働きかけや、保護者へのサポートの重要性が示唆された。
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