研究課題/領域番号 |
14651065
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 独立行政法人国立特殊教育総合研究所 |
研究代表者 |
牧野 泰美 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 企画部, 主任研究官 (80249945)
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研究分担者 |
松村 勘由 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育研修情報部, 統括主任研究官 (30280572)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 通級指導教室 / 言語障害 / 生活の充実 / 個別支援内容 / 個別支援プログラム |
研究概要 |
通級指導教室(いわゆる「ことばの教室」)における言語障害児への支援に関しては、従来、子どもの言語症状の改善や、言語能力の伸張を図ることが主要な目標とされ、それに向けてのいわゆる治療教育的なプログラムは、これまでの実践研究の蓄積によりある程度構築されてきている。しかし、症状の改善が困難な場合も含め、治療教育的支援を行うのみでは子どもの暮らしの充実を支えることは困難である。そこで、言語障害を受容しながら生き生きとしたコミュニケーションをする、症状の改善にいたらなくても本人の暮らしにくさが解消される、といったことへの支援、すなわち生活充実指向型の支援が必要と考えられるが、これまでのところその内容等が体系的に整理されたものはない。従って、生活充実指向型の支援内容・プログラムの構築に向けた知見を得ることが本研究の目的とするところである。過去2年間、これまでの言語障害教育の実践・研究の検討、それを踏まえた生活充実指向型支援の観点の整理、それにもとついた実践的取り組み、等を行ってきた。本年度はその継続を行うとともに、得られた知見の整理・検討を行った。その成果は研究成果報告書にまとめ公表したが、そこでは、言語障害教育の実践内容の歴史的経緯、生活充実指向型支援とそれを通級の場で行うことの意義、実践と考察、まとめと今後に向けた展望が主な柱となった。本研究では、生活充実指向型支援の内容として、1)子どもの暮らしを見つめ心理的な支援を行う、2)子どもと周囲の関係援助を行う、3)教室を子どもと指導者が共に同じことを感じ過ごす場とする、といった実践が挙げられた。今後はこれらの実践のさらなる収集・蓄積と、支援内容の体系的な整理が課題である。
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