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イタリアの中世・ルネサンスにおけるシビュラ文献の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14651092
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 その他外国語・外国文学
研究機関埼玉大学

研究代表者

伊藤 博明  埼玉大学, 教養学部, 教授 (70184679)

研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードシビュラ / 聖史劇 / バルディーニ / バルビエーリ / シエナ大聖堂 / テンピオ・マラテスティアーノ
研究概要

1 中世・ルネサンスにおけるシビュラ文献に関してテキストを蒐集し、批評版のないものについてはテキスト・クリティークを行い、また写本による主たる伝統についても調査した。そのうえで、テキスト・データ・ベースを作成した。入力したテキストは以下の通り。(1)中世・ルネサンスのシビュラ文献で刊行されている「託宣集」(『12人のシビュラの託宣』など)、(2)写本の状態で存在する「託宣集」(Paris Nat. ms. f. fr. 2362など)、(3)中世・ルネサンスにおける「聖史劇」におけるシビュラの託宣への言及、(4)中世,ルネサンスの諸著作家におけるシビュラ文献の引用。
2 次に、ルネサンス期に現れたテキストを伴ったシビュラの図像集について研究を行い、同様にデータ・ベースを作成した。具体的な対象は、(1)バッチョ・バルディーニの銅版集、(2)フィリッポ・バルビエーリの著作に収められた木版画。ルネサンス期において大きな影響を与えたシビュラ図像集については、別の二つの版および写本と比較しながら詳細な検討を加えた。
3 続いて、中世・ルネサンスにおいて一群のシビュラがテキストを伴って表象された図像について研究を行い(シエナ大聖堂、テンピオ・マラテスティアーノなど)、データ・ベースを作成した。
4 最後に、こうして作成された、テキストと図像に関する総合的なデータ・ベースを利用して得られたデータを分析して、テキスト間の伝承関係、およびテキストと図像の影響関係を考究した。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 伊藤博明: "ラブレーとヒエログリフ"ルネサンス研究. 8. 111-149 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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