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急速混合型予混合燃焼に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14655083
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関広島大学

研究代表者

石塚 悟  広島大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70129162)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード予混合燃焼 / 逆火 / リーンコンバッション / 管状火炎バーナ / 急速混合
研究概要

昨年度は,直径2,3,4インチの急速混合型管状火炎バーナを設計・製作し,とりあえず,3インチのバーナについて,急速混合型予混合燃焼が実現できる条件(燃料吹き出し速度や空気吹き出し速度)を求めた。本年度は,引き続き2インチ,4インチのバーナについても,急速混合型予混合燃焼が実現できる燃料吹き出し速度や空気吹き出し速度の範囲を求めた。以下に,本研究で得られた主な結果を記す。
1.燃料と空気を予め混合せず,別々なスリットから吹き出しても,バーナ内に管状火炎を形成できる。したがって,逆火する危険のない予混合燃焼が可能である。
2.この形成条件を空気吹き出し速度〜燃料吹き出し速度の平面上で求めたところ,空気流速にして10m/s以上で且つ総括当量比が可燃限界内であれば管状火炎が形成できることが判明した。
3.但し,均一予混合火炎とは異なり,火炎帯にらせん状のムラができたり,バーナ根元では火炎のない不均一な火炎がしばしば観察された。
4.これを解決する手段として,バーナ根元に副室を設けることで見かけ上均一な管状火炎を作ることができることが判明した。
5.しかし,温度分布を測定すると,均一予混合火炎に比べ非常に厚く,火炎構造はかなり異なることが判明した。目下,燃焼ガス組成,NOx値を測定中である。
以上の研究成果の一部は,既に,平成15年12月に開催された第41回燃焼シンポジウムの席上で発表したが,引き続き平成16年12月に開催予定の第42回燃焼シンポジウムでの他の成果を発表し,また,これらの結果をまとめて日本燃焼学会誌などに投稿する予定である。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 本溜哲也: "急速混合型管状火炎バーナ"第41回燃焼シンポジウム講演論文集. 41. 219-220 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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