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構造力学教育ソフトウェアの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14655196
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 建築構造・材料
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

市之瀬 敏勝  名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (10151474)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード構造力学 / 曲げモーメント / 平面トラス / 仮想実験 / ソフトウェア / 教育 / オンライン / 静定構造 / 梁 / 模型実験 / 変形 / 応力
研究概要

建築を学ぶ学生にとって最も困難な必修科目は構造力学である。これは,目に見えない「曲げモーメント」などの概念を数学的に理解しなければならないからである。そこで,構造物に生じる力と変形をパソコン上で可視化し,学習者がリアルタイムで自由に仮想実験を行いながら力学を理解できるようなソフトウェアがあれば有益となる。本研究では,平面トラス,片持ち梁,単純梁,モール円を対象にした教育ソフトをJava言語で作成してきた。このソフトは次のような特徴を持つ。
1.荷重の位置,大きさ,数をマウスだけで自由に変更できる。
2.任意の微小領域の変形状態・応力・ひずみ分布を拡大表示できる。
3.荷重を変更すると,変形状態,曲げモーメントなどすべての情報が画面上で連続的に変化する。
平成16年度は,座屈を対象としたソフトを開発した。ここでは,
1.柱頭に水平ばねを持つ部材の座屈,
2.脚部に回転ばねを持つ部材の座屈,
3.途中に複数の曲げばねを持つ部材の座屈,
4.曲げ変形が連続的に生じる部材の座屈
という順に学習できるようなメニューを提供した。これらのソフトは,ホームページ
http://kitten.ace.nitech.ac.jp/soft_j.html
から誰でも無料かつオンラインで使用できる。このサイトには毎日平均約百件のアクセスがある。さらに,昨年度までに開発したソフトに基づいて,技報堂出版より構造力学の教科書を出版した。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2004 その他

すべて 図書 (1件) 文献書誌 (2件)

  • [図書] ホームページで学ぶ構造力学2004

    • 著者名/発表者名
      市之瀬敏勝
    • 総ページ数
      257
    • 出版者
      技報堂出版
    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 山崎 良太郎, 市之瀬 敏勝, 戸澤 高志: "構造力学教育ソフトウェアの開発(ラーメン構造を理解するためのショートプログラム群)"日本建築学会東海支部研究報告集. 第42号. 221-224 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 日比野 陽: "模型実験を用いた構造力学教育の提案"日本建築学会東海支部研究報告集. 第41号. 301-304 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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