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水熱反応を利用した二酸化炭素の有機物への還元固定化

研究課題

研究課題/領域番号 14655375
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 資源開発工学
研究機関東北大学

研究代表者

金 放鳴  東北大学, 大学院・環境科学研究科, 講師 (90323039)

研究分担者 木下 睦  東北大学, 大学院・環境科学研究科, 助手 (70261592)
菅井 裕一  東北大学, 大学院・工学研究科, 助手 (70333862)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード水熱反応 / 二酸化炭素固定 / 有機廃棄物 / 環境調和 / 廃棄物処理 / 共処理 / ポリオレフィン / 二酸化炭素 / ポリエチレン / 水素 / 廃棄物 / 二酸化炭素の固定 / 還元反応 / 超臨海水
研究概要

水熱反応を利用し大気中の二酸化炭素を固定化しながら、廃棄物の処理・資源化をも積極的に行う技術の開発を目的とし、プラスチックなどの還元性廃棄物の水熱反応により水素を積極的に生成させる、あるいはプラスチックそのものを還元剤として、二酸化炭素を直接有機物に還元するための基礎研究を行うもので、本年度は、昨年度に引き続き対象とするプラスチックにポリオレフィン系樹脂を取り上げ、水熱反応における分解機構の中間生成物である2級アルコールについてモデル物質として2-プロパノールを用いた場合の二酸化炭素固定化機構を解明するための検討ならびに反応を促進するため、ポリエチレンやポリプロピレンおよびポリスチレンを用いて共処理について検討を行った。
◎反応機構および水素供与機構に関する検討
ポリマーを共処理した場合、ポリエチレンに比べ分解しやすいポリマーであるポリスチレンやポリプロピレンと共にポリエチレンを処理した場合、反応はポリエチレン単体の場合に比べ低分子化反応などは促進されていた。反応後の液相生成物の組成を、GC、GC/MS、HPLC、NMRにより分析した。特にGC/MSを用いた生成物の定性を詳しく行い、ポリマーの分解の特徴が用いた各ポリマーの主鎖の構造を反映したもので、共処理の効果が、より分解しやすいポリマーが分解して生成する反応性の高いラジカルの影響によると考えられることを見出した。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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