• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ポラリメトリックボアホールレーダ計測とインバージョン解析の最適化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14655376
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 資源開発工学
研究機関東北大学

研究代表者

佐藤 源之  東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (40178778)

研究分担者 竹中 隆  長崎大学, 工学部, 教授 (40117156)
研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードボアホールレーダ / 地中レーダ / GPR / レーダポーラリメトリ / インバージョン / トモグラフィ
研究概要

アンテナモデリング
クロスホールデータを利用する場合にアンテナの伝達関数を信号に取り入れないと、フルエーブインバージョンなど高度な逆散乱解析手法は利用できない。このためにアンテナのFDTDモデリング、実験室計測を組みあわせ、効率的なアンテナのモデリングについて検討した。スパーコンピュータを利用し、2mmメッシュの高精度FDTDを利用した精密なモデリングと近似的なモデリングを比較した。また微小ダイポールアンテナをFDTDでモデリングした上で有限長ダイポールアンテナからの放射電磁界波形を模擬する波形を畳み込み積分する方法について検討した。
フルウエーブ情報を利用するインバージョンの適用
FDTDで発生させたシミュレーション波形ならびに実験で取得した波形にインバージョンを適用した。比較的浅いボアホールに挟まれた鉄管を検知する問題につて、トモグラフィ手法とパラメトリックな埋設物位置検出法を比較して、得失を論じた。パラメトリックな推定では、波長解像度より遙かに高い位置推定が可能なことを示した。
最適なボアホールレーダの試作、性能評価実験
開発した手法の総合的な評価を実験値への適用を通じて行った。釜石鉱山において、システムの検証実験を行った。
逆散乱問題に関する議論
ボアホールレーダと地中レーダによる地雷検知を対象に、逆散乱問題を適用する場合の問題と解決法について分担者が集まり総合討論を行った。また実験による逆問題アルゴリズムの検証方法について討議した。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2004 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 文献書誌 (3件)

  • [雑誌論文] Filtered forward-backward time-stepping method applied to borehole radar imaging.2004

    • 著者名/発表者名
      K.Hayashi, T.Tanaka, T.Takenaka, H.Zhou
    • 雑誌名

      2004 URSI International Symposium on Electomagnetic Theory, Pisa, Italy (CD)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] Borehole radar processing by FBTS method2004

    • 著者名/発表者名
      Hui Zhou, Takashi Takenaka, Toshiyuki Tanaka
    • 雑誌名

      The 7th SEGJ International Symposium- Imaging Technology (CD)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 周 輝, 竹中隆, 田中俊幸: "フィルタを用いた時間領域逆散乱法による三次元埋設物の探査"電子情報通信学会 信学技報. SANE2003-74. (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Hui Zhou, Motoyuki Sato: "Subsurface Cavity Imaging by Crosshole Borehole Radar Measurements"IEEE Trans.Geoscience and Remote Sensing. Vol.42,No.2. 335-341 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 周 輝, 竹中隆, 田中俊幸: "時間領域における3次元地雷探査"電子情報通信学会 信学技報. AP-2002-151. (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

URL: 

公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi