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マメハモグリバエの加害により誘導される種特異的抵抗性因子の解析

研究課題

研究課題/領域番号 14656020
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 植物保護
研究機関高知大学

研究代表者

堀池 道郎  高知大学, 農学部, 教授 (70036747)

研究分担者 金 哲史  高知大学, 農学部, 教授 (30234339)
研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2002年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
キーワードマメハモグリバエ / 抵抗性 / ピーマン
研究概要

一般に植物は昆虫などの小動物の加害を受けると、タンニンやフラボノイド・テルペノイドといった化学物質を加害葉に蓄積することで、あるいは放出することで加害の軽減を図ることが知られている。しかしながら、特定の種の加害によりその特定の種にだけ直接的に抵抗性を示す防御物質が誘導されることが解明された例は無い。本研究は世界中に分布し、広範囲な植物を加害するマメハモグリバエとがナス科のピーマンとの間に見られる種特異的な抵抗性起因のメカニズムならびに抵抗性因子の解明を試みた。
感受性のピーマン子葉にマメハモグリバエを24時間接種し、3日間放置した後にメタノールで抽出し、コントロールとして無処理の子葉を同様に処理したところ、処理用に明らかに増加したと考えられるピークが認められた。この物質を感受性であるピーマン子葉に塗布すると抵抗性を示したから、マメハモグリバエの接種により、マメハモグリバエ抵抗性が誘導されたものと考えられた。現在、この物質の大量分取と構造解析を試みている。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書

URL: 

公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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