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クロマチンレベルでの遺伝子転写調節機構の細胞生物学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 14656133
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 応用分子細胞生物学
研究機関宇都宮大学

研究代表者

塚本 利朗  宇都宮大学, 遺伝子実験施設, 助教授 (30236864)

研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2002年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
キーワード遺伝子発現 / クロマチン
研究概要

他の研究室より分与を受け、あるいはRT-PCRによりクローニングした種々の転写因子、転写共役因子(あるいは機能ドメイン)をtet-OnトランスアクチベーターのVP16と置き換えた、モデル転写因子を作成した。具体的には、甲状腺ホルモン受容体、SRC1、CBP、TIF2、及びそれらに存在する転写活性化ドメイン、あるいはHATドメインである。
作成したモデル転写因子について、(1)転写活性化能(2)クロマチン状態(3)ヒストンの修飾を検討した。甲状腺ホルモン受容体では、転写活性化+、クロマチン脱凝縮、ヒストンのアセチル化を確認したが、他のものでは活性は認められなかった。
タグを付加し、間接蛍光抗体法で転写因子(Tet-On)の発現レベルを検討したところ、融合コンストラクトでは発現レベルが低いことが明らかとなった。そこで、コドンをヒト型に改良したtet-onプラスミドを、共同研究者より入手し活性を検討したところ、コントロール実験では100倍以上の活性上昇が認められたことから、現在改良型をベースとしたプラスミドをコンストラクトしている。
萌芽研究として行った本研究をさらに発展させるために、regulated dimerization systemを利用し、任意のタンパク質を転写の場に集合させる実験系の構築を開始している。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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