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減数分裂における相同染色体対合の分子機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 14657003
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関福井大学(医学部)

研究代表者

佐藤 真  福井大学, 医学部, 教授 (10222019)

研究分担者 安藤 康一  福井大学, 医学部, 助手 (70334810)
八木 秀司  福井大学, 医学部, 助手 (10303372)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード減数分裂 / 相同組み換え / 対合 / recombinase / 染色体 / Hop2 / 核内移行 / 精巣 / 相同染色体 / 精粗細胞 / 発生 / 遺伝子 / 核移行
研究概要

減数分裂の際にみられる相同染色体の対合は、相同組み換えに至る基本過程であるが、その分子メカニズムの詳細は明らかとなっていない。特に動物細胞では、減数分裂を観察するよいin vitroの系の立ち上げが難しく、そのため、動物での染色体対合の分子機構については、酵母の結果よりその仕組みを推測することが多かった。我々がTBPIPをクローニングした後、TBPIPの酵母ホモログが減数分裂特異的分子Hop2(Cell 94 : 375-386, 1998)、Meu13p (EMBO J 20 : 3871-3881, 2001)としてクローニングされた。これら分子は減数分裂の際に染色体に結合し、相同組み換えより以前の段階、すなわち相同染色体の対合そのものに関わる働きを有することが報告されている。この結果をTBPIPに当てはめると、TBPIPはヒト・マウスでの減数分裂の際の相同染色体の対合をコントロールする分子である可能性が示唆された。本研究では、TBPIPが果たして動物において相同染色体の対合をコントロールする分子であるか否かを検討し、加えてTBPIPを取り巻く分子を検索し、その分子マシーナリーを明らかにすることを目指し、その結果、従来不明であった動物での相同染色体対合の分子的基盤を明らかにすることを目指し実験に取り組んだ。
平成15年度は、TBPIPが相同組み換えにかかる酵素の活性(特に相同染色体の対合)をあげることを理化学研究所横山グループと共同で得た(投稿中)。更に、TBPIPの核内への移行について研究を進め、核内移行に関わる部位を同定した。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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